マッキントッシュクリーニング!
マッキントッシュと言えばゴム引きコートが代名詞のようになっていますが色々とあります。
今回はマッキントッシュ、ダウンコートのご紹介です。
ゴム引きは綿素材の表生地にゴム樹脂(ポリウレタン樹脂)を浸透させている素材なのですが、ダウン製品はどの服でも同じような加工が必ずされています。
この加工は経時劣化と言って使っていなくても時間とともに寿命が来る素材ですが、少しでも長く愛用していくためのお手入れはクリーニングも注意が必要です。
今回は小さなお子さんがいる方からのご依頼品ですが、クリーニングすると浮き出てくるシミのとても分かりやすい事例なのでご紹介です^^
上の画像はクリーニング前。結構汚れが付着しているのがわかると思います。
今回はマッキントッシュ、ダウンコートのご紹介です。
ゴム引きは綿素材の表生地にゴム樹脂(ポリウレタン樹脂)を浸透させている素材なのですが、ダウン製品はどの服でも同じような加工が必ずされています。
この加工は経時劣化と言って使っていなくても時間とともに寿命が来る素材ですが、少しでも長く愛用していくためのお手入れはクリーニングも注意が必要です。
今回は小さなお子さんがいる方からのご依頼品ですが、クリーニングすると浮き出てくるシミのとても分かりやすい事例なのでご紹介です^^
上の画像はクリーニング前。結構汚れが付着しているのがわかると思います。
ドライクリーニング後に浮き出てきたシミ
これは小さなお子さんがいるとよく出るシミです。
ドライクリーニングは油を落とすクリーニング方法です。
食べこぼしのシミは調理油が入っているため、ドライクリーニングで油分が落ち(脱脂)ると水溶性の汚れが白く結晶化するように出てくるんです。
家庭で洗う場合、逆に白く浮き出てくる水溶性のシミが水洗いで落ちるので出てくることは無く、代わりに黒ずんだ感じのシミが残ります。
これは油シミになります。
ドライクリーニングは油を落とすクリーニング方法です。
食べこぼしのシミは調理油が入っているため、ドライクリーニングで油分が落ち(脱脂)ると水溶性の汚れが白く結晶化するように出てくるんです。
家庭で洗う場合、逆に白く浮き出てくる水溶性のシミが水洗いで落ちるので出てくることは無く、代わりに黒ずんだ感じのシミが残ります。
これは油シミになります。
しみ抜きで除去
水溶性のシミは水洗いしないと取れないわけではなく、しみ抜きで落とすことができます。
ドライクリーニングでは水溶性のシミを、水洗いでは油性系のシミ、それぞれの弱点を補うようしみ抜きと組み合わせることでほとんどンぼシミ、汚れを落とすことができます。
汚れの状態、範囲により水洗いして落とさなければいけないモノ、しみ抜きで対応していくものとあります。
ドライクリーニングでは水溶性のシミを、水洗いでは油性系のシミ、それぞれの弱点を補うようしみ抜きと組み合わせることでほとんどンぼシミ、汚れを落とすことができます。
汚れの状態、範囲により水洗いして落とさなければいけないモノ、しみ抜きで対応していくものとあります。
洗っても取れることはない毛玉
今回のマッキントッシュダウンコートの袖は毛玉ができやすい素材。
このコートの限らず、洗っても落ちないm手作業指定中居と改善できないことってあります。
今回の毛玉は毛玉は化繊が混紡されているのでとても取れにくく、手でつまんで取るなどの作業をしながらの除去でした。
このコートの限らず、洗っても落ちないm手作業指定中居と改善できないことってあります。
今回の毛玉は毛玉は化繊が混紡されているのでとても取れにくく、手でつまんで取るなどの作業をしながらの除去でした。
毛玉取り方法
毛玉を取るといっても素材により方法が変わります。
カシミヤなど高級獣毛は毛足をブラシで整えながら、絡まった毛を解かしながら、ほどけない毛玉のみを取っていきます。
カシミヤなど高級獣毛は糸がデリケートで弱いため、着用中に毛玉ができながら取れていくため、化繊混紡より毛玉ができにくいんです。
ポリエステル、アクリルなど化繊が混紡されてくると、糸が強いため繊維自体も強くなりますが糸が強い分、毛玉ができると簡単には取れなくなってしまいます。
できた毛玉がすべてそのまま服にくっついたままになるので、アクリルニットなんかは毛玉だらけになってしまったりしますね。
残念ながらアクリルはどんなに頑張って毛玉を取ったとしても新品の時のような風合いに戻すことはできません。
カシミヤなど高級獣毛は毛足をブラシで整えながら、絡まった毛を解かしながら、ほどけない毛玉のみを取っていきます。
カシミヤなど高級獣毛は糸がデリケートで弱いため、着用中に毛玉ができながら取れていくため、化繊混紡より毛玉ができにくいんです。
ポリエステル、アクリルなど化繊が混紡されてくると、糸が強いため繊維自体も強くなりますが糸が強い分、毛玉ができると簡単には取れなくなってしまいます。
できた毛玉がすべてそのまま服にくっついたままになるので、アクリルニットなんかは毛玉だらけになってしまったりしますね。
残念ながらアクリルはどんなに頑張って毛玉を取ったとしても新品の時のような風合いに戻すことはできません。
毛玉取り・仕上がり
今回は化繊が混紡されていたため、毛玉取り機で取れるところまで取り、あとは手作業で取っていきました。
新品同様にきれいに、とまではいきませんので、できる限り取っていきますとお受けしています。
どんなお店でも毛玉取りは手作業になります。
手でつまんでも簡単に取れない毛玉の場合、取れることを期待してクリーニングに出してもほぼそのままの状態で帰ってきてしまいます。
どこまで手間をかけてくれるかはある程度金額にひて礼していきますので、ひどい場合は自分で毛玉取り機を買って取っていくしかないと思います。
新品同様にきれいに、とまではいきませんので、できる限り取っていきますとお受けしています。
どんなお店でも毛玉取りは手作業になります。
手でつまんでも簡単に取れない毛玉の場合、取れることを期待してクリーニングに出してもほぼそのままの状態で帰ってきてしまいます。
どこまで手間をかけてくれるかはある程度金額にひて礼していきますので、ひどい場合は自分で毛玉取り機を買って取っていくしかないと思います。
マッキントッシュコート、仕上がりです!
コーティング、ボンディング、ゴム引きなどの製品をゆうゆうでは樹脂加工品、と呼んでいます。
これらは種類が違えどすべて樹脂。特性もそれぞれ違うけど基本樹脂加工製品は必ず寿命が来る加工です。
ユニクロではダウン製品、ボンディング素材製品などヒット商品を次々と出しています。
これらももちろん寿命はやってきますが、ユニクロは3年程度で寿命と公式で言っていますね。
他の服も樹脂加工品はとても多いのですが、言わないし書かれていないだけで、同じように寿命は必ずやってきます。
注意点は、乾燥する場所に保管する、クリーニング店は難しいのですが高額品はこれらの加工を熟知しているお店へ依頼することが大切です。
それともう一つ、これらの加工は早いと3~5年程度で寿命が来ると言われています。
メルカリやオークションで購入する場合、ある程度年月が経っているとすぐに寿命が着てしまう事も・・・
ユニクロのダウンはとても人気があるようでよく見かけますが、購入時期ではなく服として加工された日から劣化は始まっていますので購入する場合はご注意を。
これらは種類が違えどすべて樹脂。特性もそれぞれ違うけど基本樹脂加工製品は必ず寿命が来る加工です。
ユニクロではダウン製品、ボンディング素材製品などヒット商品を次々と出しています。
これらももちろん寿命はやってきますが、ユニクロは3年程度で寿命と公式で言っていますね。
他の服も樹脂加工品はとても多いのですが、言わないし書かれていないだけで、同じように寿命は必ずやってきます。
注意点は、乾燥する場所に保管する、クリーニング店は難しいのですが高額品はこれらの加工を熟知しているお店へ依頼することが大切です。
それともう一つ、これらの加工は早いと3~5年程度で寿命が来ると言われています。
メルカリやオークションで購入する場合、ある程度年月が経っているとすぐに寿命が着てしまう事も・・・
ユニクロのダウンはとても人気があるようでよく見かけますが、購入時期ではなく服として加工された日から劣化は始まっていますので購入する場合はご注意を。