45日間の密着取材をして作られたドキュメンタリー番組です。

ご依頼された状態のままから収録が始まり、復元していく工程から仕上がりまで。

後編ではお客さまが依頼した時の気持ちや服に対する思い、仕上がりを見て喜ぶ姿まで収録。

クリーニング店が取材を受けお客様の姿まで放映されるのはめったにないと思います。

前編の内容

・お客様が持ち込んだシミをクイックしみ抜き2点（その場でシミ抜き）お客様の驚きと喜ぶ顔まで収録。

・繊維を傷めないしみ抜きとしてティッシュに付けた醤油、ボールペンのシミを破ることなくカメラの前でしみぬき

・どこに依頼しても取れないと断られた、シルクシャネルブラウスのしみ抜き

・水洗いできない綿ピンタックが付いたシャツブラウスの復元

・120万円の高級ブランド「ジリー」革ブルゾン革の風合い修復からカビ取り、染め直しまで

同業の人たちからも「こんな事までできるんだ・・・」と驚かれた内容となっています。

竹内結子さんナレーションドキュメンタリー
後編概要
・制服　接着剤のシミ
　シミの説明から完了まで工程を詳しく放映
　お客様出演

・形見　タペストリーのカビ取り
　今回取材のメインにしたいと希望された事例
　手付ける前の確認から工程、仕上がりまで

クリーニング店の取材の中で、手付ける前から工程、仕上がり品に対する感動や喜びの姿まで放映されているのは
希少かと思います。　是非ご覧になってください。

収録前の打ち合わせ、ディレクターからこんな希望が。

「実際、綺麗にできるのかどうかもわからない、しかも簡単ではない絵になるものを」と。

ディレクターがゆうゆうブログを全て読み当店の仕事を理解しての希望です！とハードルをとても高く設定された収録でした。

何の準備もなく手元に届いた依頼品をいきなり撮り始めるって簡単に受けられる取材ではないですね。

でもゆうゆうは4回、このドキュメンタリーと同じような取材を受けています。

後編の収録内容は・・・

多数収録した中から放映されたのは厳選された2点のみ、ディレクターが自宅まで取材した２件のお客様の模様も放映されることなく、「とにかく仕事を丁寧に出していこう！！」というプロデューサーの意向が汲まれた内容となりました。

仕事メインという事でお蔵入りとなったものは他にもあり・・・
ドキュメンタリー番組には欠かせないとの事で収録された自宅での夕食～団らん風景。

年末の大掃除以上に気合いを入れて大掃除をし、食事も店主が作り家族全員で「いただきます♪」
そんな風景も仕事を詳しく丁寧に編集するために割愛されたのでした。

厳選された後編２点の内容

その１：入学してすぐに接着剤を派手に付けてしまった制服。
　　　　お母さんもこのまま3年間着させるのはかわいそうだと依頼されたシミ抜き。

依頼時のお母さんの気持ち、仕上がり時のお母さんの嬉しそうなお顔と息子さんの嬉しそうなお顔も収録されています。

その２：母の形見の手縫い刺繍タペストリー（メインでとの収録希望）
ゆうゆう店主が長年お世話になっていた、恩あるお客様がお亡くなりになり、その娘さんからの依頼品でした。
たとえTV取材がなくても、手間とか利益とか関係なく手掛けるつもりでいたタペストリーです。
クリーニング店へ持って行っても受けてもらえることは無い、シルク刺繍のタペストリー。

たくさんの方から驚きや感動の言葉をいただけました。

お客様から自然に出る喜びの笑顔を見たら、きっと幸せな気分になれると思います。