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レースカーテン黒カビ落とし

カーテンクリーニング
参考価格

レースカーテンクリーニング
一㎡辺り880円

黒カビ取り
1㎡辺り1500円

計算方法
高さ×裾幅×1㎡あたりの金額

例 高さ180cm、裾幅250cm
(裾幅は広げて計ります)
通常クリーニングの場合

1.8×2.5×880円=3960円

同じ大きさで黒カビ取りの場合

1.8×2.5×1500円=6750円
おしゃれ工房You友(ゆうゆう) 大友 眞吾です。

レースカーテンに生えた黒カビ取りのご紹介です。
この黒カビは一旦生えてしまうとつけ置き漂白などしても簡単には取れてくれません。
カビ菌自体は水洗いすることで洗い流されるので使用には問題ないのですが、カビの持つ色素は染料で染めたように定着してしまうため簡単には落ちないんです。

黒カビを落とす場合、この色素を分解して除去していきます。

レースのカーテンの黒カビのシミはほぼ取ることができますが、注意点もあります。
レースカーテンって直射日光を和らげるために吊るしてあります。
定期的に洗う方は少なく、5年程度は吊るしたままとなっている方って多いと思います。

洗わずに長い年月直射日光にあたっていると、洗った時に糸が切れたりプリントなど剥がれたりすることが多々あります。

普通に水洗いするだけでも縫製されている糸が切れてしまう事もよくあります。
縫製糸が切れた場合は実費がかかりますが縫製して直すことが出来ます。

この糸切れやプリントなどが剥がれる場合、洗いに耐えられないほど劣化が進んでいたということになります。

クリーニング店の中にはこの説明をしないお店もあるようですが、切れるもの、切れないものがあります。

切れない場合は洗っても大丈夫な状態だったってことになるのでどこへ出しても切れない可能性が高く、
切れる場合はどこへ依頼しても切れた可能性が高くなります。

糸やプリントの状態次第なんです。
黒カビを取る場合、かなり強い薬剤を使ってカビの色素を分解していく作業になるため、普通に洗うだけよりリスクが高くなります。

縫製糸にしてもプリントにしても新品時の状態に近い状態を維持できていれば不具合が起きないのですが、長い年月吊るしたままになっていると必ず劣化は進んでいます。

時々あるのが、数年前に黒カビ取りをお受けしたカーテンにまたカビが生えてしまい、同じ用に黒カビ除去の依頼をお受けした場合。

5年前は大丈夫だったとしても、劣化が進んでいるため今回は大丈夫ではない可能性が高くなります。

実際、糸が切れたり、直射日光が強くあたっている場所のみプリントが剥がれたという事例が起きています。

糸切れは縫製すれば直すことができますがプリントの剥がれは直すことができません。

レースのカーテンの場合、透かし柄のように見えているプリントもあり、一見するとプリントに見えないプリント柄もあります。

今回のご説明はお受けする時、必ずご説明させてもらっていいます。
レースのカーテンと一言で言っても、いろんなグレードがあり購入価格も様々です。
新築した場合、カーテンを全て揃えてオーダーする方もいらっしゃいます。

安価なカーテンなら買い替えできるかもしれませんが、全室揃えて作ったカーテンの場合、簡単に買い替えはできませんね。

昔から言い伝えのように伝えられる和服の黒カビ落としをヒントに確立したカビの色素分解方法です。

リスクもありますが、本体の劣化が進んでいなければ取ることができています。

縫製糸のほつれは直すことができますので、替えがきかないカーテンはご相談ください。

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