今回のレーヨンスプリングコート 水シミ取り しみ抜き参考価格 8000円(税込み8800円) 今回はしみ抜きではなく全体復元洗いにて除去。 ブランド品、ハイブランド品は+50%~100%程度が目安、素材とデザインにより変わるため水洗いが難しい素材の場合、水洗い後の仕上げ修復ができるかどうか確認後し、お見積りとなります。 リスクのかかる場合もありますので、お見積り時のご説明もさせて頂きます。
◆ クリーニングに出しても取れない水シミ
見えにくいかもしれませんが、よく見ると左右に輪シミがあります。
小さなシミがあり、取ろうと水で叩いてら大きなシミになってしまった、実はよくご相談がある水シミです。
品質表示の洗い指定を見て、水洗いに✖(不可)となっている服を水で叩きシミを作ってしまうとクリーニングに出しても落ちずに帰ってきてしまいます。
水シミになる原因はいくつかありますが、水だから乾けば消えてなくなるだろうと付けてしまうと、
落としてもらえるお店を探すのが難しくなるほど落としてもらえないシミとなります。
光沢のある素材、長年愛用している水洗い不可表示となっている服、綿麻製品、レーヨンなどあらゆる素材で起きてしまいます。
汗をかいた時、脇に出る汗シミも水シミと同じです。
原因は色々で書いていくととても長くなってしまうので簡単に説明していきます。
小さなシミがあり、取ろうと水で叩いてら大きなシミになってしまった、実はよくご相談がある水シミです。
品質表示の洗い指定を見て、水洗いに✖(不可)となっている服を水で叩きシミを作ってしまうとクリーニングに出しても落ちずに帰ってきてしまいます。
水シミになる原因はいくつかありますが、水だから乾けば消えてなくなるだろうと付けてしまうと、
落としてもらえるお店を探すのが難しくなるほど落としてもらえないシミとなります。
光沢のある素材、長年愛用している水洗い不可表示となっている服、綿麻製品、レーヨンなどあらゆる素材で起きてしまいます。
汗をかいた時、脇に出る汗シミも水シミと同じです。
原因は色々で書いていくととても長くなってしまうので簡単に説明していきます。
水シミ出来る原因は?
まず一番多いのは、服自体が汚れている事。
水で溶けだす水溶性の汚れはドリンクなどだけではなく、空気中の水分(湿気)に含んでいる汚れも水溶性の汚れになります。
目に見えていないので気にしたことない方多いと思いますが、服が湿気を吸収すると、溶け込んだ汚れも一緒に吸い込み、水分は乾いて消えてなくなりますが溶け込んだ汚れはそのまま服に残り蓄積していきます。
使っていなくても汚れはどんどん付着しているって事です。
だから白い服は新品のまましまっておいても黄ばんできたりシミが出てきたりカビが生えたりもします。
湿気に溶け込んでいる汚れは水溶性汚れなのでクリーニングに出していてもドライクリーニングでは一切落ちずに蓄積され続けていきます。
10年愛用していれば10年分の水溶性汚れがそのまま残っているって事です。
この状態で水分を付けると、汚れは水溶性なので水に溶けだし浸透圧により水が広がりながら汚れも一緒に溶け移動していきます。
乾くと浸透したまわりに汚れが残るため輪シミを作ります。
しみ抜きで落とそうと思っても服全体に水溶性汚れが付いているため、しみ抜きするとさらに広がり大きな輪シミとなってしまいます。
和服の染み抜きをするとこの現象はよく起こるため、輪シミにならないよう消しながらしみ抜きをしていきますができるお店はとても少なくなりますし、蓄積量が多いと消しきれないこともあります。
水溶性汚れを落とすよう水洗いをすることで改善できる素材もありますが、水洗い不可商品の場合、やってくれるお店がとても少なくなります。
特にレーヨン、シルク、テンセルなど安易に水洗いができない素材に付けると取れずにそのまま帰ってくるか断られてしまいます。
綿、麻製品でも、水洗いが不可となるジャケットやコートなどに作ってしまうと落とせなくなります。
綿、麻の場合、水洗いするだけでは落ちなくなる水シミもあり落とすのがとても難しい服もあります。
特に厚手の綿コートなどは作ってしまうとかなり厄介です。
水で溶けだす水溶性の汚れはドリンクなどだけではなく、空気中の水分(湿気)に含んでいる汚れも水溶性の汚れになります。
目に見えていないので気にしたことない方多いと思いますが、服が湿気を吸収すると、溶け込んだ汚れも一緒に吸い込み、水分は乾いて消えてなくなりますが溶け込んだ汚れはそのまま服に残り蓄積していきます。
使っていなくても汚れはどんどん付着しているって事です。
だから白い服は新品のまましまっておいても黄ばんできたりシミが出てきたりカビが生えたりもします。
湿気に溶け込んでいる汚れは水溶性汚れなのでクリーニングに出していてもドライクリーニングでは一切落ちずに蓄積され続けていきます。
10年愛用していれば10年分の水溶性汚れがそのまま残っているって事です。
この状態で水分を付けると、汚れは水溶性なので水に溶けだし浸透圧により水が広がりながら汚れも一緒に溶け移動していきます。
乾くと浸透したまわりに汚れが残るため輪シミを作ります。
しみ抜きで落とそうと思っても服全体に水溶性汚れが付いているため、しみ抜きするとさらに広がり大きな輪シミとなってしまいます。
和服の染み抜きをするとこの現象はよく起こるため、輪シミにならないよう消しながらしみ抜きをしていきますができるお店はとても少なくなりますし、蓄積量が多いと消しきれないこともあります。
水溶性汚れを落とすよう水洗いをすることで改善できる素材もありますが、水洗い不可商品の場合、やってくれるお店がとても少なくなります。
特にレーヨン、シルク、テンセルなど安易に水洗いができない素材に付けると取れずにそのまま帰ってくるか断られてしまいます。
綿、麻製品でも、水洗いが不可となるジャケットやコートなどに作ってしまうと落とせなくなります。
綿、麻の場合、水洗いするだけでは落ちなくなる水シミもあり落とすのがとても難しい服もあります。
特に厚手の綿コートなどは作ってしまうとかなり厄介です。
型崩れ修復仕上げ
今回のコートはレーヨン素材で輪シミの種類が先の説明とは少し違うタイプの水シミになります。
レーヨンって水分の吸収率がとてもいい素材で、水分を含むと繊維が膨らみ膨張します。
お風呂に入ると手の皮などぶよぶよになるのと同じです。
手の皮は乾いて乾燥すれば元の形に戻るため何事もないのですが、繊維は細い糸を織り込んで生地にしており、水分を含み膨らんだ状態から乾燥して元の形状に戻ろうとしても、戻り切らずにゆがみが出たりするんです。
一度膨らむと完全に元通りの状態まで戻り切らないって事です。
これを膨潤収縮現象といいます。
同じレーヨンでも起きるもの起きないものがありますが、起きるレーヨンだと雨に濡れると雨粒の形で点状にシミを作ります。
これは直し方を知らないと直せない輪シミとなります。
輪シミの形で判断でき、今回は風合いの変化が出ることをお伝えし、ご了解いただいてお受けしています。
必ず想定できるリスクはご説明していますが、説明した事が起きないように注意して洗いますし、仕上げ時も修復するようにして仕上げていきます。
このタイプの水シミはかなりたくさんやってきているので直す方法はわかっています。
シミを取る事よりも元通りに形を修復し風合いを直していく事のほうがはるかに難しく手間がかかります。
水洗いができない服、光沢のある服に消臭剤など吹き付けると吹き付けた形のままシミとなります。
これも結構ご相談お受けしています。
消臭剤に含まれている界面活性剤や抗菌剤などの成分は揮発することなく蓄積していきます。
水洗いしない限り落とすことは出来なくなります。
汗をかく時期なので臭いを消すために使う方多いと思いますが・・・
消臭剤なども水洗いができない服に付けるとシミになることもありますので使う際にはご注意を。
レーヨンって水分の吸収率がとてもいい素材で、水分を含むと繊維が膨らみ膨張します。
お風呂に入ると手の皮などぶよぶよになるのと同じです。
手の皮は乾いて乾燥すれば元の形に戻るため何事もないのですが、繊維は細い糸を織り込んで生地にしており、水分を含み膨らんだ状態から乾燥して元の形状に戻ろうとしても、戻り切らずにゆがみが出たりするんです。
一度膨らむと完全に元通りの状態まで戻り切らないって事です。
これを膨潤収縮現象といいます。
同じレーヨンでも起きるもの起きないものがありますが、起きるレーヨンだと雨に濡れると雨粒の形で点状にシミを作ります。
これは直し方を知らないと直せない輪シミとなります。
輪シミの形で判断でき、今回は風合いの変化が出ることをお伝えし、ご了解いただいてお受けしています。
必ず想定できるリスクはご説明していますが、説明した事が起きないように注意して洗いますし、仕上げ時も修復するようにして仕上げていきます。
このタイプの水シミはかなりたくさんやってきているので直す方法はわかっています。
シミを取る事よりも元通りに形を修復し風合いを直していく事のほうがはるかに難しく手間がかかります。
水洗いができない服、光沢のある服に消臭剤など吹き付けると吹き付けた形のままシミとなります。
これも結構ご相談お受けしています。
消臭剤に含まれている界面活性剤や抗菌剤などの成分は揮発することなく蓄積していきます。
水洗いしない限り落とすことは出来なくなります。
汗をかく時期なので臭いを消すために使う方多いと思いますが・・・
消臭剤なども水洗いができない服に付けるとシミになることもありますので使う際にはご注意を。