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ぬいぐるみクリーニング~赤ちゃんが遊んでも安心安全・天然素材でクリーニング!~

ぬいぐるみは一点手作業で洗っていきますので、小さくても1点1430円(税込み)~となります。

今回のぬいぐるみは1点1430円(税込み)

その他、金額は 重量×4円 となります。
重さ800gの場合
800×4円=3200円 税込み3520円となります。

乳幼児など小さなお子さんが遊ぶ場合、
純石鹸で手洗いし、クエン酸浴で柔らかくしていきます。
合成界面活性剤、抗菌剤など一切使わないクリーニングをしていきます。

全体黄ばみ変色取り・殺菌洗いをご希望の場合
重量×5円となります。
重さ800gの場合
800×5円=4000円 税込み4400円

当店工場内で洗えない大きさのぬいぐるみは専門店へ依頼することになりますのでこの限りではありません。

炭酸塩、過酸化水素、過炭酸など毒性がなく赤ちゃんの服でも安全に使えるもののみを使用。

アレルギー体質の方、洗剤に敏感な方も受付時にご相談ください。

◆わからないことはわからないってご相談いただければ大丈夫です!

おしゃれ工房You友(ゆうゆう) 大友 眞吾です。

先日、ご夫婦で初めてご来店くださったお客様がいらっしゃいました。
シミが取れるのか取れないのか、どうしてこうなってしまったかなどのご相談でした。

色んなことを教えてほしいってお客様って結構いらっしゃいますが、よくお客様から頂く言葉は
「ここまで丁寧に見て(説明)してもらえるとは思わなかった」です。

今回のお客様からは、「とても詳しく丁寧な説明はブログをみて思った通りでした!」と喜んで頂きました。

どうしたら良いかわからない事はわからないからと言って頂ければ大丈夫です。
お電話でもうまく説明が出来ない、伝えられないって方でも少しお話をお聞きすれば必要なことをこちらからお聞きします。

以前もブログで書きましたが、日本一、技術のあるお店を目指しているのではなく・・・
日本一相談しやすく、わかりやすい説明が出来るお店を目指しています。

ぬいぐるみの場合、必ず誰が使っているのかをお聞きしています。

ぬいぐるみふんわりふわふわ!クリーニング~すみっこぐらし大中小♪~

ぬいぐるみは誰が使う?は重要!

当店では、乳幼児など小さな子供が着る服、遊ぶぬいぐるみなどは純石鹸を使い洗っています。

基本、加工剤なども使わず純石鹸のみで洗い、油汚れなど落とすしみ抜き剤もすぐに分解される天然由来のしみ抜き剤を使用。

しみ抜き、洗いとも、お客様が心配されることはわかっていますので、小さなお子さんが使うもので心配な方は言って頂ければ同じように天然由来のもののみで洗っていきます。

幼稚園へ行くようなお子さんでも、また大人でもアトピーなど皮膚が弱い方は同じ方法で対応させて頂きます。

ご要望に合わせて洗濯補法を選択

体に悪いもの使って洗っているクリーニング店などありませんが、使う洗剤、洗浄方法、考え方もお店によって違います。

安全、安心な洗剤などを使って洗っていますが、説明をされることはほとんどないかと思います。

当店も聞かれない限り任せてもらえばこちらで一番良い方法で洗って行く、というスタンスでいましたが、お客様からするとやっぱり心配だし気になりますね。

でも、お客様からすると、プロに任せているのに口出しは失礼など・・・遠慮されることも多いかと思います。

安心安全で洗うことは一番大切ですが、お客様が安心できる説明も同じくらい大切だと思い、説明をさせて頂いております。

◆天然の素地、素材のみでクリーニング 純石鹸

純石鹸とは天然の油脂(脂肪酸)と水でのみで練られ作られている洗剤の事です。
99%が最高純度になるかな。肌に優しい石鹸になれば純石鹸部分の%増えていきます。

私たちが一番のメリットと考えるのは肌に浸透しない事。
たとえば冬場、食器類など洗った手にひび割れが起きたりしますね。手の油分を取られるからだけではなく、皮膚にも浸透してしまうからです。

ひび割れが酷い方は純石鹸を使ってみると起きなくなる可能性があります。

もう一つは下水道が通っていない地域など、河川に流してもすぐに生分解され環境破壊など起こさないのも特徴です。
天然の自然素材だけで作られているから環境を破壊しないんです。

動物性油脂だと独特のニオイが少し残るのが気になっていましたが、植物性油脂の純石鹸に切り替えほぼ無臭で洗えるようになりました。

ぬいぐるみクリーニング~優しく丁寧に超音波洗浄~

洗い方と洗濯の考え方

純石鹸は水に結構溶けにくく石鹸カスも出てきます。
塊ができるとクエン酸などを使わないと簡単に落ちてくれないのが難点です。

洗濯で使う場合、お湯で溶かしてから入れる、節水せずたっぷりの水で洗い、たっぷりの水での2回すすぎが推奨です。

当店の場合、35~40℃くらいのお湯に純石鹸を溶かし入れ洗っています。

純石鹸を溶かした温水にしばらくつけ置きしたあと、撫で洗い、ブラシ掛け、超音波洗浄などして落としていきます。

汚れがひどい箇所はお湯で濃い目に溶かした洗剤を使いブラシ掛け、超音波洗浄などして落としていきます。

洗剤をよく吸い込ませ、染み込んだ汚れを押し出す事を意識して洗っていきます。
中綿の汚れがしっかり洗い流れていないと乾きながらニオイが出てきます。
一度出てくると簡単に取れなくなりますので洗う場合はしっかりと中綿まで綺麗にすることを意識して洗います。

そして、洗う事よりすすぎが大事。
すすぎは節水して、とか簡単にって考えている方も多いようですが、汚れを綺麗に洗い流すのはすすぎです。
洗剤に溶け出した汚れ、洗剤もすすぎが悪ければそのまま残留してしまいます。

一度すすぐと、ぬいぐるみに残っている洗剤が水で薄まった状態になります。
2度すすぐとさらに薄まった状態の洗剤が残留するのですが、2回すすげば洗濯の科学から見るとOKです。

さらにもう一度すすぐとまた洗剤は洗い流れるので含有量は減りさらに綺麗になる。

汚れがひどい場合、3度すすぎを推奨されるのはこんな理由からです。

クエン酸で仕上げる理由

純石鹸は弱アルカリ洗剤です。
最後のクエン酸浴をさせる事でアルカリを中和できます。

アルカリ性が原因で出ているニオイ(例えばサバのニオイなど)はアルカリ洗剤では消えません。
アルカリを中和させることで、アルカリ性によるニオイも落すことが出来ますし、クエン酸の酸は皮脂臭などアルカリ性の雑菌の繁殖を抑える効果もあるので皮脂臭(生乾き臭)のニオイも抑える効果が期待できるとされています。

ニオイを抑える効果といっても期待できるほどの効果は実感できないかな・・・
クエン酸自体は食品添加物としても使わるもので、口に入れても大丈夫だから安全、安心の仕上げ剤として使っています。

健常な方なら抗菌加工をして仕上げています。
抗菌加工剤はコロナも不活性化できる抗菌剤使用。
揮発性がないので洗うまで効果は持続しています。

抗菌効果が持続しても汚れが付かないわけではありません。
小さなお子さんが使う場合、抗菌で長く持たせる、ではなくまめにお洗濯をして綺麗に清潔に、を考えたほうがいいと思います。

消臭剤なども濡れるほど吹き付けて使っている方もいらっしゃるようですが・・・
汚れが落ちるわけではありません。

逆に消臭剤の中に入っている成分は水のように揮発して無くなりませんので蓄積していきます。

使い続けるとべたつきが出てきたりし、洗わない限り改善できなくなったりもします。

水洗いできない服に使い続けるとべたつき等が出ると落とせなくなるので注意が必要です。

◆小さなお子さんのぬいぐるみ!

こちらは違うお客様からのご依頼です。
乳幼児ではないけど、まだ小さなお子さんが使っているぬいぐるみです。

今回のようなご説明をしたところ、いつも遊んでいるから洗って綺麗にしたいな、と思ったとの事。

一緒に来られたお子さんはまだ小さかったので、「純石鹸で洗い、クエン酸仕上げをしていきますね」とご説明しお受けしました。

温水に純石鹸をよく溶かし、つけ置きした後、全体を撫で洗い、毛を溶かすようにしてブラシ掛けをし、丁寧に押し洗いをしています。

水を変えながら3回、丁寧に押し洗いすすぎをしています。

クエン酸仕上げ(酸浴仕上げ)

すすぎ後の酸浴です。
クエン酸につけ置き、軽く脱水したあと、水分を吸い取り乾燥。

服でも同じですが、洗濯機で洗う事で綺麗にできる服と洗濯機の洗いではあまりきれいにならない服があります。

ソフトに洗うだけでは綺麗にできない物もありますので、そういった場合はこすり落とす、ブラシ掛けして落とすなど物理的に手をかける事が必要です。

ダウン製品、中綿入りのポリエステル、ナイロンブルゾンなど、こすれつくような黒ずみは洗うだけではなかなか落ちません。

クリーニングに出しても綺麗にならないとよく言われるのも、洗うだけでは汚れが落ちてくれないからです。

真っ黒になっていても綺麗に洗ってもらえているってお店は、素材と汚れに合わせて洗い分けしてくれているお店だと思います。

◆ぬいぐるみクリーニング まとめ

ソフトに優しく洗い.、汚れはしっかりと落とすぬいぐるみクリーニング。
お店により考え方も洗い方法も違いますので、当店のクリーニングのご説明です。

お母さんにも安心して頂けるよう、今回の天然の素材だけで洗った場合、この加工証をお付けしています。

その他、例えば洗っても落ちないような黄ばみとかシミ、頂きものなどの場合は殺菌処理までしてほしいと言ったご相談もあります。
吐き戻しのミルクなどで黄ばんだり、嘔吐した臭いが取れないなどのご相談もあります。

こんな場合でも、使う殺菌剤、酸化剤は赤ちゃんの服に使える安全な物のみを使い殺菌、漂白しています。

ご家庭で赤ちゃんの服をつけ置き漂白したい場合、使う酸素系漂白剤は液体ではなく粉末酸素系漂白剤(過炭酸)を使います。

成分表を見れば中身が書かれていますので過炭酸のみ書かれている物を使います。

酸素系漂白剤はどれも酸化剤は過酸化水素なので漂白など効果をもつ成分は同じですが、洗剤成分、香料など余分なものが入っているものが多くあります。

過炭酸は水に溶かすと過酸化水素と炭酸塩にわかれ、炭酸塩は過酸化水素の酸化力を上げる助剤の役割になります。

過酸化水素は水と酸素に分解されるので無害。
炭酸塩は危険なものでもなく毒性もありませんので赤ちゃんの服の洗濯にも使えるアルカリ剤。

過炭酸は安全な物のみで作られていますので、赤ちゃんの衣類などを安心してつけ置き漂白できる酸素系漂白剤になります。

オキシクリーンも主成分は過炭酸ですが、使うものにより同じオキシクリーンでも過炭酸のみのものもあれば界面活性剤が入っていたりします。

クリーニングで不安がある事は受付時に言って頂ければ大丈夫です。

説明ももちろんさせて頂きますし、安心安全なクリーニングをいつでもできる準備と知識はもっています。

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