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制服に付いた瞬間接着剤のシミ抜き

瞬間接着剤のしみ抜き参考価格

付いた状態により手間と難易度が変わりますので基本お見積りになります。
素材により取れるもの取れないものがあります。
詳しくはブログ記事をご覧ください。

今回の制服スカートのしみ抜き
6000円(税込み6600円)

※学生制服の場合、上下揃えてクリーニングして頂くとしみ抜きパスポートを発行しています。
クイックしみ抜き(1か所500円)で落とせるシミは何度でも3か月間無料です。

クイックで落とせないしみ抜きはお見積りから50%引きになります。
今回の場合だとパスポートがある場合3000円(税込み3300円)です。

学生服しみ抜き無料パスポート詳細はこちらから⇒/https://clyouyuu.com/archives/4969

◆同じ接着剤でも付着量により難度と手間がかなり変わってきます。

おしゃれ工房You友(ゆうゆう) 大友 眞吾です。

接着剤、絵の具、ペンキなどのシミは樹脂系のシミになります。
ここで言う樹脂とは接着剤のようなモノ。

絵の具、ペンキなどは色の粒子を接着剤で貼り付けるようにして色を付けているものです。

シミを取るためには接着剤を落とすしみ抜きをしていくわけですが、どの薬剤で接着剤が溶解してくれるかはテストして溶解できるモノを探して落としていきます。

落せるお店はとても少ないため、塗装業界ではペンキが服に付いたら落とすことは出来ないと言われているシミのようです。

樹脂系のシミはどのくらい繊維に浸透しているかにより難易度が変わってきます。

画像を見てください。

左が接着剤が落ちて付いてしまった表側、右が裏面です。
冬の制服なのでしっかりとした厚手の生地ですが、完全に裏面まで浸透してガチガチに固まっています。

表面にちょっとかすって付いた状態なら少し溶かす事で落とすことが出来ますが、完全に浸透していると生地一枚分を通して接着剤を溶解、除去とやっていくため10倍以上の手間がかかるようになります。

ポリエステル、ナイロン、アクリルなどはこの溶解させる薬剤で繊維自体が溶ける、色が抜けるなどが起こることもあり、アセテート、トリアセテートに浸透するほどついてしまうと取ることが出来ない可能性が高くなります。

樹脂が溶解するより先に繊維が溶けてしまう場合、取ることが出来ないんです。

同じ状態のシミでも例えばスーツに付いた場合、内側に芯地が入っていたり違う素材の裏地などが付いているため同じではなくなります。

付いた素材、状態により同じものが付いたとしても取れるもの取れないモノがあり、代金も変わってきます。

樹脂系のシミの場合、基本お見積りとなるのはこんな理由からです。

ペンキ、ポスターカラーのしみ抜き~文化祭準備あるある!~

◆3か月しみ抜き無料パスポートをうまく活用してください^^

今回は瞬間接着剤でしたので付いた瞬間から落とすことが出来ないシミとなっています。

学校でよく付いてしまいクリーニングに出しても落ちないと言われるのは絵の具のシミです。

アクリル絵の具の場合、完全に硬化するまで72時間と言われており、実際、3日以内程度のほうが落ちやすいんです。

アクリル絵の具にしてもペンキにしても、付いて当日か翌日位に持ってきて頂くと、小さなシミであればしみ抜きパスポートで落とせる可能性が高くなります。

絵の具のシミはパスポートで何点も落としています。

クリーニングに出してしまうと熱処理されて完全に固まってしまうため無料で落とせなくなる可能性が高くなります。

何もせず付いてすぐ持って来てくれると無料で綺麗に取れる。

時間が経つ、クリーニングに出してしまうとクイックしみ抜きでは落とせなくなるので1か所3000円~程度かかるしみ抜きになってしまいます。

覚えておくといいのは、時間と共に取れなくなっていくシミは

① 血液のシミ 一日ごとに落ちなくなっていく
② 樹脂系のシミ 72時間以内が落ちやすい
③ ワインのシミ 赤ワインの場合、赤味が消えると取れにくくなる


白ワインは付いてその時は見えなくてもちゃんとシミ抜きで落としておかないと時間と共に酸化してシミが出てきてしまい、簡単には落とせないシミとなってしまいます。

学生服しみ抜き無料パスポート詳細

樹脂系のシミが付いた時の注意点

樹脂系のシミのほとんどは乾くと固まり硬くなります。

一番よくあるのが画像を見て頂くとわかると思いますがシミが取れた後の傷。

今回も爪でコリコリ・・・コリコリ・・・
少し色が変わって見える部分はコリコリとやってしまった傷跡です。

今回のように完全に浸透して硬化している状態で無理やり落そうと揉んだりすると固まった樹脂が割れ・・・

接着剤が取れると生地が切れた状態になったりしてしまいます。

事例を下にリンクして貼っておきますね。

しみ抜きすると生地が傷む、おかしな状態になるって言われるのですが、そう感じたらそのお店にしみ抜きは依頼しないほうがいいですね。

上手なお店は繊維にできる限り負担をかけないよう、溶解、分解して落としていきます。

今回の接着剤も溶解液状化させて少しずつとっていくためコリコリとしていなければ跡形もなく取れています。

しみ抜きで服の色が抜けてしまうことはありますが、繊維を傷めずしみ抜きができれば色は直すことが出来ます。

繊維を傷めてしまうと色を直しても傷みは残ってしまうためきれいに直らなくなります。

色補正など色直しまでできるお店ほど繊維を傷めずしみ抜きができるし、色を抜かずにしみ抜きをする技術に長けています。

色修正は手間がかかる作業になるから色まで抜いて直すなんてことはしたくありませんから・・・

◆接着剤のしみ抜き まとめ

シミは接着剤に限らず、どうしても落としたいって思ったら何もしない方が落とせる可能性が高いです!

応急処置は?って良く聞かれますが、乾いたティッシュなどで軽く水分を吸い取る、固形物をつまんで取る程度にしておく。

濡れたティッシュで擦るは超NG。
水分を含ませた状態で擦ると高確率で色が抜けるし毛羽立ち、擦れが起こり直らなくなります。

「1か所500円でその場で取って即お渡しできます」と言う当店ならではのクイックしみ抜きのご紹介をしていますが、その時に必ずお伝えするのが

「シミを落としたい場合、何もせずそのまま持って来てください。お客様が取ろうと頑張っちゃうと色が抜けたり毛羽立ちが起きて直らなくなります、何もせず持って来て頂ければほとんどのシミは綺麗に完全除去できます」

何もしていなければ500円です。

クリーニングに出すより確実で安くすぐに着られるのに、色を抜いて直すとなると1センチ四方の大きさで3000円~、スレが出ているときれいに直らなくなります。

クイックしみ抜きをしてくれるお店は日本全国でもかなり少ないと思います。

浜松には当店がありますので、シミが付いて困ったら何もせずお持ちください。

制服のしみ抜きパスポートは好評です^^
まだまだ知られていないし無料パスポートなんてサービスはおそらく当店が日本初だと思います。

3年生の面接や卒業式など大切な時に綺麗な状態で着られるよう上手に利用してください^^

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