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父の綿コートを自分も着たい 黄ばみ変色とシミを復元洗い お礼メールもご紹介

綿コートに出たカビシミや変色は、広い範囲に出てしまうと、しみ抜きだけでは対応できません。
ご相談で多いのは、バーバリーやアクアスキュータムなどの綿コートです。

このコートのように、カビシミと全体の黄ばみ変色が重なると、しみ抜きでは範囲が広すぎて落とせないと断られてしまうことが本当に多いです。

今回は、お父さんが着ていた綿コートを受け継いで、自分も着たいというご相談です。

ブランド綿コート復元洗い参考価格
5000円から18000円 税込み16500円から19800円

バーバリー、アクアスキュータムなど
ボタンや革巻きバックルの取り外しと取り付けが必要な場合は、別途実費がかかります。
ボタン 1個 300円 税込み330円から
力ボタン付き 1個 400円 税込み440円から

バックルの取り外しと取り付け 小 500円 税込み550円
バックルの取り外しと取り付け 大 800円 税込み880円

シミの状態やデザインによって変わりますので、あくまで目安としてお考えください。

◆LINE相談の仕方。簡単にご相談頂けます!

静岡県浜松市のクリーニング・しみ抜き専門店
おしゃれ工房You友(ゆうゆう)店主の大友眞吾です。

まず初めに、お客様からご相談時に頂いたLINEをご紹介します。

「数年から十数年前にクリーニングに出して以来、クローゼットにしまっていました。
コートの下半分全体に、保管方法が悪かったと思われるシミが広い範囲にあります。

地元のしみ抜き専門のクリーニング店にも持ち込んだのですが、
シミがひどく、時間も費用もどこまでかかるかわからないとのことで、受けてもらえませんでした。

父がかつて着ていたものなので、受け継いで着続けたい思いがあります。
ただ、古い物でもあるので、費用面で折り合いがつかなければ買い替えも考えています。
三月後半に卒業式を控えているので、できればその場で着られたらと思っています。」


まずはこのようなご相談が届きました。

LINEでのご相談は、パソコンの方は右上のお問い合わせから、スマホの方は右上のメニューを開いて一番下のLINEボタンから友達登録をして頂ければ大丈夫です。

登録後に、どのように書けばよいかの案内が届きます。
もし案内が届かなかった場合は、言って頂ければ再度お送りします。

ご相談の際に伝えて頂きたい内容も案内していますので、その案内に沿って送って頂ければ大丈夫です。

画像は何枚送って頂いても大丈夫です。
最低限見せて頂きたい画像についてもご案内しています。

まずは送って頂いた内容と画像を拝見し、画像でわかる範囲でお返事をさせて頂きます。
ただ、おかげさまでLINEでのご相談はかなり増えているため、受付状況によってはお返事まで一週間ほどかかることがあります。

お急ぎの方や、直接電話で相談したい方は、画像を送って頂いたあとにお電話を頂いても大丈夫です。

メール相談から始めて二十年、画像を見て判断しお返事をしてきました。
画像だけでも、かなりのところまでご説明できます。

「You友」は、友達のように相談して頂けるお店になりたい、そんな思いを込めてつけた名前です。

どんなことでも、困ったらまずはお気軽にご相談ください。

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◆父が愛用していたコートを受け継ぎたい

現物を拝見する前は、画像で見た範囲での判断になるため、お見積りはあくまで目安になります。
正確なお見積りは現物を拝見してからですが、金額には最初からある程度の幅を持たせています。

今回のお見積りは15000円から18000円でした。

口コミで、見積りより高い、いい加減な店だと書かれたこともありました。

ですが、おしゃれ工房You友(ゆうゆう)を開業して二十年、見積りより安くなったことはあっても、見積りの上限を超えたことは一度もありません。

どれだけ手間がかかってもお見積り以内です。
どれだけ手間をかけても使える状態にできなければ、代金は一切頂きません。

こうした当たり前の約束を守ってきたからこそ、テレビにも十五回取り上げて頂けたのだと思っています。

綿コートは、バーバリーやアクアスキュータムのご相談が多いです。
でも、十年以上気持ちよく着続けられるようなお手入れをしてくれるクリーニング店は、今も昔も本当に少ないです。

綿コートは素材そのものが丈夫です。
五十年、六十年前のコートでも、きれいにできるものはたくさんあります。

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◆表示を見れば、変色の原因もリスクも読み取れます

このブログで表示の説明がよく出てくるのは、表示からたくさんの情報が読み取れるからです。

メーカーがどんな考え方で服を作っているのか。
変色や型崩れがなぜ起きるのか。
どうしてクリーニングに出しているのにシミや変色が出るのか。
どうして汚れやシミが落ちないのか。
こうしたことは、表示を見るとかなり見えてきます。

しかも表示は、服の保証書のようなものです。
このことを知らない方は本当に多いです。

このブログを読んで下さるのは、服が好きな方や、大切な服を長く着たいと思っている方だと思います。
表示から情報を読み取れるようになると、長くきれいに着るために何をしたらいいかがわかるようになります。

そして、洗濯も上手になります。

安心して長く愛用できる服かどうかは、買う時点でかなり決まります。

今回の綿コートには、ごく一般的な洗い指定が付いていました。
コートやスーツは、水洗いできない指定になっているのが普通です。

本来は、ドライクリーニングでも長くきれいに着続けられるお手入れができれば、十年、二十年と愛用できます。
汚れる部分はしみ抜きで落とし、ドライだけでは落ちない水溶性の汚れまで考えて洗ってくれるお店に出せれば、です。

当店では、これをハイブリッドクリーニングと呼んでいます。
ドライクリーニングと水洗いは、落とせる汚れがまったく違います。
だからこそ、それぞれの弱点を補える方法を独自に作ってきました。

襟や袖口が真っ黒になったコートやスーツは、開業以来一着も出していません。

今回の表示から想定できるのは、表地に多少の縮みが出て型崩れする可能性です。
さらに、シミを落とすための復元洗いでは、裏地が綿100パーセントなので、ストライプのラインが薄くなったり消えたりする可能性もあります。
裏地に目詰め処理がされていなければ、縮む可能性もあります。

服の素材や色、今の状態、そしてきれいにするための工程を表示から読み取り、伴うリスクまでご説明します。

洗い指定に従うだけでは、きれいにできない服もあります。

着られるレベルまで戻すには、どうしてもリスクがかかります。
洗い指定以外のことをすれば、それをやった人の責任になります。
弁償保証のリスクを背負ってまでやらない。
これはクリーニング店としてごく普通の判断ですし、断られるのも当然だと思います。

当店でも、弁償保証のリスクを背負ってまではお受けできません。
ですので、必ず説明をして、ご了解を頂けた場合だけお受けします。

その代わり、着られるレベルにできなかった場合や、悪化させるだけの結果になってしまった場合は、代金は一切頂きません。
成功報酬でお受けしているのは、そのためです。

成功報酬で受けるお店は、日本全国を探してもほとんどないと思います。
断られた服をきれいにできなければ、手間とコストだけがかかるからです。

でも、成功報酬で二十年やってきたからこそ、これは無理でしょうと思われる服でも、きれいにできるようになってきました。

表示から情報を読み取れるようになると、起きる不具合も想定できるようになります。
想定できれば、不具合を出さない方法も考えられるようになります。

こうして、当店独自の技術を作ってきました。

お客様ご自身も、表示から情報を読み取れるようになると、洗濯上手になれます。

服選びが上手になると、洗濯上手にもなれる。これは本当です^^

バーバリーコートクリーニング・変色、カビ取り ~思い出のコートを復元・お礼メールもご紹介!~

破損の可能性のあるモノは取り外してから復元後に取り付けます

破損の可能性がある物は、外してから復元後に取り付けます

LINEで送って頂く画像だけでは、わからないこともあります。
復元洗いで起こりそうな不具合もあるため、正確なお見積りは現物を確認してからお出しします。

どんなコートやジャケットでも、特に注意が必要なのがボタンです。

クリーニングに出したらボタンが割れた。
ワイシャツを出していて、そんな経験をされた方もいると思います。

ボタンは消耗品です。
着ているうちに硬い物に当たってヒビが入ることもありますし、貝ボタンは酸化が進むと、普通に使っているだけでも欠けたり割れたりしてきます。

樹脂ボタンより、貝、角、石から削り出した高価なボタンほど破損しやすくなります。

このコートのボタンも、おそらく角の削り出しです。

こうしたボタンが割れてしまうと、似た樹脂ボタンに替えるか、ご自身で付け直して頂くことになります。
ブランド刻印入りのボタンは同じ物が手に入らないことも多く、メーカーにお願いして在庫があれば送ってもらう形になります。

ただ、似たボタンを分けてほしいと伝えても、まず難しいです。
偽物に本物のボタンを付けられる可能性があり、見分けがつきにくくなるからです。

似たボタンに替わっても大丈夫な場合は、付けたまま復元洗いをしていきます。
でも、今付いている物をそのまま残したい場合は、必ず取り外します。

金属ボタンも腐食する可能性があります。
変色させたくない場合は取り外します。

復元洗いでは強い洗剤や薬品も使いますが、作業はできるだけ負担をかけないやさしい工程から始めています。
そのため、付けたままでもほとんどは問題なく洗い上がります。

それでも100パーセント大丈夫とは言えません。
保証もできませんので、どうするかはお客様に決めて頂いています。

部分的に皮革や毛皮が使われている物、合成皮革、破損しやすい飾りは必ず取り外します。

理由は単純です。
かなりの確率で破損するからです。

皮革や毛皮は、ほぼ100パーセントだめになります。
硬化して縮み、元に戻らなくなります。

◆復元洗い 仕上がり① 黄ばみとくすみはここまで変わります

画像ではカメラの自動補正が入るため、シミや同系色の変色はかなりわかりにくくなります。

このコートも、お客様から頂いたLINE相談を読んで頂ければ、かなりひどい状態だったことは想像して頂けると思います。

色の薄い服は、くすみや黒ずみが少しあるだけでもムラになって、着られない状態になることがよくあります。

しかも、画像ではわからなくても、肉眼でははっきり見える。
こういうケースは本当に多いです。

テレビ取材でも、カメラで撮るとよくわからず、放送に使えなかったしみ抜きや復元洗いは何点もありました。

実際には、放送で使われる服の三倍から四倍は、しみ抜きや復元洗いをしています。

今回のコートも、復元洗い前の画像では黄色っぽい太い線状のシミがはっきり出ています。
さらに全体にくすみもあるため、線のシミだけを取ろうとすると、しみ抜きした跡が白く抜けたように見えてしまいます。

漂白と聞くと、コートが白くなってしまうと思う方も多いです。
でも実際は、基本の色を抜かないようにしながら、シミと変色だけを取っていきます。

全体の黄ばみやくすみを取ってからしみ抜きをすれば、跡はほとんどわからない状態まで持っていけます。

本体の色そのものが、ほぼ新品の色まで復元できるからです。

ロエベ スエードバックしみ抜き~取れないと返品されたバックのシミ抜き~

復元洗い 仕上がり② 裾の黒ずみは漂白では落ちません

復元洗い 仕上がり② 裾の黒ずみは漂白では落ちません

裾のシミは、カビだけとは限りません。
実際にはいろいろなシミが重なっていることが多いです。

黒っぽくなっている場合は、着ている時にどこかに当たって付いた汚れ、泥はね、裾先の擦れ汚れなどがよくあります。

こうした黒ずみは、ほとんどが油性系の汚れです。
ほかには、インク、塗料、墨汁などもあります。

家庭で調べると、どんなシミでもオキシ漬けや酸素系漂白剤と出てくることが多いと思います。
でも、黒ずんだシミは酸素系漂白剤では落ちません。

衿や袖口の皮脂汚れも同じです。
酸素系漂白剤の酸化分解では、油は落ちないからです。

同じように見える黄ばみでも、油が付いて長い時間をかけて黄ばんだ酸化脂の変色は、漂白剤では落ちません。

作業の中で、何が落ちて何が落ちないかを見ると、どんなシミかかなり予測できます。
ただ実際には、順番に落としていかないと、何が付いていたのかわからないことも多いです。

その場合は、見た目からある程度予測し、落ちない時はその場で数種類のしみ抜きを試して原因を見極めます。
そのうえで、お客様にご説明し、お見積りをお出しします。

見た目どおりのシミで、その場で取れる物であれば、一か所ワンコインしみ抜き税込五百円で除去しています。

一番ご相談が多いのは、襟の黒ずみと黄ばみです

一番ご相談が多いのは、襟の黒ずみと黄ばみです

綿コートで一番多いご相談が、襟の黒ずみと黄ばみ変色です。

綿は家庭で洗える服も多いため、シミが落ちにくい、縮みやすいと思っていない方が多いです。

でも、水洗いしていても皮脂は落ちきりません。
Tシャツなら首まわり、ワイシャツなら襟の折り山が黒ずんだり黄ばんだりしてきます。

綿コートやジャケットも同じです。
こまめにクリーニングに出していても、洗うだけでは皮脂は落ちません。
しかもドライクリーニングでは汗が落ちないため、黒ずみを取ろうとすると黄ばみ変色が出てくることもあります。

ブランドコートは高いコースで出している方も多いです。
でも、ソフト洗いは弱い洗いです。
弱い洗いで、きれいになるわけではありません。

襟、袖口、ポケットまわり、裾まわりなど、汚れる部分はしみ抜きで落としてから、全体はやさしく洗ってもらわないと、長くきれいには着られません。

黒ずみや変色は、しまう前のクリーニングでしみ抜きをしてもらっていけば、十年、二十年たっても襟の変色を出さずに着ていけます。

今回のコートも、襟、袖口、ポケットまわり、裾まわりの汚れ方や生地の傷み方を見ると、大切に着られてきたことがよくわかります。

服の状態を見れば、その服がどう愛用されてきたかも見えてきます。

◆父から受け継いで着たいピエールカルダンコート まとめ

金額が高いか安いかは関係なく、大切にしたい服はあります。

先日も、まだ二十代の男性のお客様が、昔の映画でアラン・ドロンが着ていたアクアスキュータムのトレンチコートに憧れて買ったと話して下さいました。

今回のように、お父さんが愛用していたコートを受け継いで着たい。
そういう思い入れの深い服もあります。

当店にできるのは、できることだけです。
どんな状態でも100パーセントきれいにできるとは言い切れません。

だからこそ、服を見てできることを考え、必要なリスクをご説明し、お見積りをお出ししています。

お客様が一番気にされるのは金額です。
持ち込みでご相談頂いた方に、持ち帰りにくくなるような受け答えをすることはありません。
迷われている時は、いったん持ち帰って考えてみて下さいとお伝えしています。

古い服のご相談は、今でも、半年後でも、一年後でも大丈夫です。
今落とせる物なら、その時でも落とせます。
急ぐ必要はありません。

簡単にできないことは、それなりに金額もかかります。
でも、お客様が納得して、金額やリスクも考えたうえで、それでもきれいにしたいと思われた時には、できる限りの努力をさせて頂きます。

お客様に、きれいにならなくても代金がかかるという負担をかけたくない。
だから、成功報酬でお受けしています。

最後に、お客様から頂いた喜びのLINEをご紹介します。

無事クリーニングしていただいたコートを受け取りました。
以前とは見違えたコートに父子共々感激しております。
この度は本当にありがとうございました。
ぜひコートを卒業式に着ていきたいと思います。


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