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着やすく綺麗に魅せる仕上げ~?痒い所に手が届く手仕上げ^^~






別洗い、手仕上げでお受けしたお洋服は全品確認しながらの手仕上げになります。

通常クリーニングでも気になっている方は受付時にお伝え頂ければ簡単に修復できるモノは金額内で収めて仕上げさせて頂きます。

別洗いとは 
一点洗い(ドライクリーニング)、一点手洗い、(手洗いによる水洗い)特殊洗い等
高額品、お客様にとってとても大切な服などに対応させて頂く洗いになります。
通常クリーニング代金+50%~

一点手仕上げとは
こうしてほしいなどオーダーによる手仕上げ
型崩れ修復、ウキ直し等
内容により金額が変わりますので受付時にご相談頂ければお見積りさせて頂きます。
通常仕上げ工程内で対応できることはクリーニング代金内で納めさせて頂きます。

◆なんか・・・着やすくなった気がする理由

おしゃれ工房You友(ゆうゆう)店主 大友眞吾です。

「ゆうゆうさんにクリーニングに出して初めて綺麗になるんだって思った」
「出すたびに新しくなっていく感じがする」
「凄く着やすくなった気がする」

新しく当店をご利用されたお客様から頂いた言葉です。

普通にクリーニングして仕上げた洋服、和服でも「とても綺麗に仕上がっていました」って言われる事って少なくないんです。

今までは、しみも出す前よりはマシにはなった、多少は薄くなった程度がほとんどで、クリーニング店に期待されていないお客様ってとても多いって感じています。

クリーニングの仕事に対する考え方はチェーン展開している会社と個人店では違う職種ってくらい変わってきています。

技術が必要な事、しみ抜きなど手間のかかる作業はせず、基準に則り洗って仕上げる事をメインとするチェーン展開している会社・・・
反対にその会社ではできない事を仕事としている個人店。技術を必要とする事、手間仕事などをするのが個人店です。

どちらが良いとか悪いではなく、やろうとしている仕事が違うんです。
チェーン店はこの違いを説明する事ってほとんどないんです。
理由としては技術がないお店と思われてしまうからです。

お客様からすると出来ない、やらない事を出来るように見せかけるほうが印象悪く、出来ない事、やらない事をちゃんと説明しているお店ほど信頼できるお店となっているのではないかなって思います。

チェーン店ではやらない事、出来ない事をしている個人店はどんな仕事をしているかをお客様に知ってもらわないとチェーン店との差別化ができないと思います。

実際、丁寧な仕事、技術のある仕事を売りとしているお店はこれから需要が増えていくと思っています。

当店の場合、その一つが仕上げになります。
難しい事ではなく、着る時に起こる不具合が起きないようにしていくだけの事です。

画像は背中のファスナー部分。
スカート、コートなども同じですが何をどうしているか・・・

https://yuuyuu.hamazo.tv/e9962407.html

裏地仕上げ

ファスナー裏側を見て裏地が浮いた状態になっている場合、裏地を押さえて仕上げていきます。

ジャケットは脱いだ時に裏地が見えるので背中面のしわは全ての服のしわを伸ばして仕上げていきます。

ファスナー部分に生地が寄らないよう仕上げ

ファスナー部分の浮いた生地を押さえたら背中部分の生地も伸ばしておきます。
この部分の生地がたるんでいるとファスナー部分の生地もたるみが起きてしまうためファスナーを閉めた際、裏地がファスナーに嚙みやすくなるからです。

そう、この部分を仕上げているのはファスナー閉める時に裏地がファスナーに噛みにくくなるようにするためです。

ファスナーを閉めたら裏地が噛んでしまい動かなくなったって経験ある方多いのでは?

ファスナー部分の仕上げbefoer&after

こうして見比べると裏地が噛みやすい、噛みにくいの違いがわかると思います。

もう一つメンテナンスとしてやっていることがあります。
ファスナーをスライドさせた時、滑りが悪い場合はファスナー用オイルを入れメンテナンスしています。

ドライクリーニングは油分を取るクリーニングになるためオイルと言う潤滑剤が無くなるとファスナーの滑りも悪くなります。
ファスナーは凹と凸をスライダーで滑りこませるようにして噛ませています。

潤滑剤が無くなると滑りが悪くなるだけじゃなく摩擦により凹凸がすり減りやすくなり、すり減ってくると閉めても開いてしまいます。

滅多に着ないフォーマルワンピースなどはファスナー部分が固まってしまい動かなくなったりします。
急に入用になるためリフォームでの取り換えなどでは間に合わず慌てて買い直したお客様もいらっしゃいました。

男性用礼服も着ようと思ったら虫喰いがあり慌てて買ったって方もいらっしゃいました。

ファスナーは必ずチェックしメンテナンスをしていき、ドライクリーニングでは虫食いは予防できないため全品防虫抗菌加工をして仕上げているのが当店の仕事です。

虫食いは繊維を食べているのではなく服に付いたたんぱく質などの汚れを食べています。
ウール、獣毛品はたんぱく質から作られている繊維なので食べこぼしが繊維まで染み込んでいると汚れを食べるのと同時に繊維も一緒に食べられるため穴が開きます。

繊維を餌としているわけではないので汚れが無ければ虫は食わないんです。

この汚れは水溶性汚れになるため、ドライクリーニングでは落ちない=虫食い予防にはならないんです。

説明するとほとんどの方がビックリされます。

◆着たときに見える裏地

こちらも時々お客様から相談がある部分。

ノースリーブのブラウスとかワンピースの脇によくある、画像のような縫製になっている場合、裏地がたるんでいると着たときに表側に出てきて見えてしまいます。

首元も同じような縫製デザインになっている場合も同じように裏地が見えてしまいます。

この部分は全ての服が出てこないように仕上げることができないんです。

縫製部分、そのほかの裏地部分のしわを伸ばしても表生地の重量があると表生地が引力により下に下がるため裏地がずり出てしまう服って時々あるんです。

表生地がポリエステル、シルクなど軽い素材であれば裏地をしっかりと収めて仕上げることで出てこなくなります。

些細なひと手間が服を着易く、綺麗に魅せられる仕上げになるんです。

まだまだ色々とありますが、こういった小さな違いが、なんとなく良い仕上げと感じてもらっている部分になります。

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◆着やすく綺麗に魅せる仕上げ まとめ

ノースリーブワンピース、脇部分の裏地仕上げです。

左 着ていると裏地が見えてしまう状態
右 着ていても裏地が見えない仕上げ

クレームとかオーダーではなく、お客様との何気ない話の中でお聞きすることがこうした仕上げのヒントとなっています。

痒い所に手が届くクリーニングって言ってくださったお客様もいらっしゃいます。

着る時の事を考えて一手間をかけ洗い仕上げてくれるお店は個人店しかないんです。

普段着る服のお手入れをするだけであれば買い物ついでによれるような便利なチェーン店。

これだけはって思う大切な服、シミを取りたいなど技術が必要なことをお願いしたい場合は上手な個人店。

衰退していく業種ってよく言われますが、人は服を着なくなる!なんてことにはなりません。

必要とされているお店はこれからも残っていきます。

依頼したい服によりお店を使い分けて行く時代です!

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