
今回は、
綿コート全体に広がってしまった
カビシミの事例です。
このシミは、
クリーニングに出しても取れず、
諦めてしまう方が多いシミです。
部分的なしみ抜きでは対応しにくいため、
全体のくすみや黄ばみも含めて
復元洗いで改善していきました。
綿コート全体カビ 復元洗い参考価格
13000円(税込み14300円)~18000円(税込み19800円)
後ろ裾ボックスタイプ
15000円(税込み16500円)~
カビ、カビ以外の汚れの状態、裏地、色などにより価格は変ります。
基本現物を見てのお見積りとなります。
◆ほとんどの方が諦めている全体に出るカビシミ

静岡県浜松市のクリーニング・しみ抜き専門店、
おしゃれ工房You友 (ゆうゆう) 店主の大友眞吾です。
今回は初めてのお客様でしたが、
ご家族3人でにぎやかにご来店くださいました。
娘さんは20歳前かなと思うくらい若くて、
若い方がご来店くださるのはとても嬉しいです。
買い物や飲食店などは、
若い方も普通に利用されていると思います。
でも昔から、
クリーニング店に来る若い方は少ないんです。
少し前までは、
コンビニより多いとも言われていたクリーニング店です。
誰もが着ている服を洗う、
生活に密着したお店なのにです。
おしゃれ工房You友では、
学生服をクリーニングに出していただくと、
3か月間何度でも使える
しみ抜き無料パスポートをお付けしています。
これも、
若い世代の方に気軽に利用してもらいたいという思いから
始めたサービスです。
詳しい説明は、
下にリンクを貼っておきます^^
中学生や高校生のお子さんが、
自分でシミを取りたくて相談に来られたのは、
20年間で数人ほどです。
クリーニングに出したけれど取れなくて、
親に負担をかけたくないからと持ってきた女の子。
友達の制服にシミを付けてしまったけれど、
親に言うと怒られてしまうからと相談に来た子もいました。
子どもにとっては、
決して些細なことではないんですよね。
持ってきてくれたものに対しては、
本当は代金なんていらないと思います。
でも商売として価格を提示している以上、
その場だけ代金はいらないとは言えません。
それなら、
こんな思いをして500円をいただくより、
何度でも使えるしみ抜きパスポートを作ろうと思いました。
そんな思いから始めたのが、
このパスポートサービスです。
有料のしみ抜きでご依頼いただいても
落ちないシミがありますが、
パスポートで対応するシミの99%は無料で取っています。
服のシミが気になるのは、
世代に関係ありません。
だからこそ、
若い方にも気軽に相談していただけるお店を目指しています。
今回のような全体に広がるカビシミは、
ほとんどの方がクリーニングに出しても取れず、
諦めてしまうシミだと思います。
クリーニングに出してから
ずっとしまってあったコートを出し、
よく確認しないまま結婚式に着て行かれたそうです。
帰ってきて見てみたら、
全体に斑点状のシミが出ていたとのことでした。
この状態で着て行ってしまったのかと、
ご本人もかなり焦ったそうです。
コートの色のくすみや、
全体的な黄ばみも出ていたため、
ぱっと見では気づきにくかったのかもしれません。
ご夫婦と、
カビの生えたコートを持ってきて
少し恥ずかしそうにしている娘さんと、
みんなで大笑いしながらのご相談でした^^
おしゃれ工房You友 (ゆうゆう) 店主の大友眞吾です。
今回は初めてのお客様でしたが、
ご家族3人でにぎやかにご来店くださいました。
娘さんは20歳前かなと思うくらい若くて、
若い方がご来店くださるのはとても嬉しいです。
買い物や飲食店などは、
若い方も普通に利用されていると思います。
でも昔から、
クリーニング店に来る若い方は少ないんです。
少し前までは、
コンビニより多いとも言われていたクリーニング店です。
誰もが着ている服を洗う、
生活に密着したお店なのにです。
おしゃれ工房You友では、
学生服をクリーニングに出していただくと、
3か月間何度でも使える
しみ抜き無料パスポートをお付けしています。
これも、
若い世代の方に気軽に利用してもらいたいという思いから
始めたサービスです。
詳しい説明は、
下にリンクを貼っておきます^^
中学生や高校生のお子さんが、
自分でシミを取りたくて相談に来られたのは、
20年間で数人ほどです。
クリーニングに出したけれど取れなくて、
親に負担をかけたくないからと持ってきた女の子。
友達の制服にシミを付けてしまったけれど、
親に言うと怒られてしまうからと相談に来た子もいました。
子どもにとっては、
決して些細なことではないんですよね。
持ってきてくれたものに対しては、
本当は代金なんていらないと思います。
でも商売として価格を提示している以上、
その場だけ代金はいらないとは言えません。
それなら、
こんな思いをして500円をいただくより、
何度でも使えるしみ抜きパスポートを作ろうと思いました。
そんな思いから始めたのが、
このパスポートサービスです。
有料のしみ抜きでご依頼いただいても
落ちないシミがありますが、
パスポートで対応するシミの99%は無料で取っています。
服のシミが気になるのは、
世代に関係ありません。
だからこそ、
若い方にも気軽に相談していただけるお店を目指しています。
今回のような全体に広がるカビシミは、
ほとんどの方がクリーニングに出しても取れず、
諦めてしまうシミだと思います。
クリーニングに出してから
ずっとしまってあったコートを出し、
よく確認しないまま結婚式に着て行かれたそうです。
帰ってきて見てみたら、
全体に斑点状のシミが出ていたとのことでした。
この状態で着て行ってしまったのかと、
ご本人もかなり焦ったそうです。
コートの色のくすみや、
全体的な黄ばみも出ていたため、
ぱっと見では気づきにくかったのかもしれません。
ご夫婦と、
カビの生えたコートを持ってきて
少し恥ずかしそうにしている娘さんと、
みんなで大笑いしながらのご相談でした^^
◆数か所なら落せるシミでも広範囲になると落とせなくなる

バーバリーでもアクアスキュータムでも、
綿コートには同じようなカビシミが出ることがあります。
目に見える形で出てくるまでには、
10年くらいかかっていることが多いのではないかと思います。
最初は、
うっすらと何となくシミかなという程度です。
それが少しずつ濃くなり、
30年ほどたつと
赤褐色のような濃いシミになっていきます。
これはカビが持つ色素のシミです。
カビの菌そのものは洗い流せるため、
水洗いをすることで着用自体に問題はなくなります。
ただ、
カビの色素シミは
時間とともに酸化していくため、
どんどん濃くなっていきます。
斑点状に数か所だけ出ている程度なら、
しみ抜きで落とせるお店もあると思います。
ただ、
全体に出てしまっている場合は、
通常のしみ抜きで対応できる範囲を超えてしまいます。
たとえば50か所あるとすると、
カビの色素シミは
特殊しみ抜きにあたることが多いため、
1か所2000円から3000円ほどになると思います。
しみ抜きは1か所ずつ取っていくため、
シミの数に応じて代金が増え、
現実的な価格ではなくなってしまいます。
それにもう一つ問題があります。
しみ抜きをすると、
その部分だけが新品に近い色合いまで戻るため、
きれいにはなるのですが、
そこだけ色が抜けたように見えてしまうことがあります。
複数か所をしみ抜きすると、
きれいになった部分が
シミの数だけ目立ってしまうため、
シミだけを自然に落とすことができないんです。
全体に広がって出るシミの代表が、
綿素材に出るこのカビシミです。
カビの菌は水溶性の汚れと同じように、
水洗いで洗い流すことができます。
ですから、
シミが残っていても
カビの菌自体は洗い流れているということです。
黄色っぽいシミや
茶色っぽいシミは、
カビが持つ色素シミになります。
染料と同じように
繊維の中に浸透して付いているため、
落とすには
カビの色素を分解しなければなりません。
普通のつけ置き漂白くらいでは、
分解して除去できない色素シミです。
当店の復元洗いは、
気が付いていない部分のシミまで落とせるように、
全体のくすみも黄ばみもシミも
まとめて除去していく方法です。
ただ、
その中で一番大変なのが仕上げです。
生地の織りによっては、
縮みや変形が出ることがあります。
そのため仕上げの段階で、
できる限り修復しながら整えていきます。
これができないと、
同じような復元洗いはできません。
シミがきれいになっても、
縮んだり変形したり、
シワだらけになってしまっては着られないからです。
服の丸染めも同じで、
染めたあとに元どおりのサイズに直せなければ、
着ることができません。
そのため、
ウールやカシミヤ、
シルク製品などでは、
染められると案内していても
実際には断られてしまった方も
少なからずいると思います。
数か所のしみ抜きを依頼するのと、
全体のくすみや黄ばみ、
カビシミまで除去するのとでは、
使う技術そのものが違ってきます。
全体に出たシミ、
特に綿コートのカビシミを落とせるお店は、
探してもなかなか見つからないほど少ないです。
綿コートには同じようなカビシミが出ることがあります。
目に見える形で出てくるまでには、
10年くらいかかっていることが多いのではないかと思います。
最初は、
うっすらと何となくシミかなという程度です。
それが少しずつ濃くなり、
30年ほどたつと
赤褐色のような濃いシミになっていきます。
これはカビが持つ色素のシミです。
カビの菌そのものは洗い流せるため、
水洗いをすることで着用自体に問題はなくなります。
ただ、
カビの色素シミは
時間とともに酸化していくため、
どんどん濃くなっていきます。
斑点状に数か所だけ出ている程度なら、
しみ抜きで落とせるお店もあると思います。
ただ、
全体に出てしまっている場合は、
通常のしみ抜きで対応できる範囲を超えてしまいます。
たとえば50か所あるとすると、
カビの色素シミは
特殊しみ抜きにあたることが多いため、
1か所2000円から3000円ほどになると思います。
しみ抜きは1か所ずつ取っていくため、
シミの数に応じて代金が増え、
現実的な価格ではなくなってしまいます。
それにもう一つ問題があります。
しみ抜きをすると、
その部分だけが新品に近い色合いまで戻るため、
きれいにはなるのですが、
そこだけ色が抜けたように見えてしまうことがあります。
複数か所をしみ抜きすると、
きれいになった部分が
シミの数だけ目立ってしまうため、
シミだけを自然に落とすことができないんです。
全体に広がって出るシミの代表が、
綿素材に出るこのカビシミです。
カビの菌は水溶性の汚れと同じように、
水洗いで洗い流すことができます。
ですから、
シミが残っていても
カビの菌自体は洗い流れているということです。
黄色っぽいシミや
茶色っぽいシミは、
カビが持つ色素シミになります。
染料と同じように
繊維の中に浸透して付いているため、
落とすには
カビの色素を分解しなければなりません。
普通のつけ置き漂白くらいでは、
分解して除去できない色素シミです。
当店の復元洗いは、
気が付いていない部分のシミまで落とせるように、
全体のくすみも黄ばみもシミも
まとめて除去していく方法です。
ただ、
その中で一番大変なのが仕上げです。
生地の織りによっては、
縮みや変形が出ることがあります。
そのため仕上げの段階で、
できる限り修復しながら整えていきます。
これができないと、
同じような復元洗いはできません。
シミがきれいになっても、
縮んだり変形したり、
シワだらけになってしまっては着られないからです。
服の丸染めも同じで、
染めたあとに元どおりのサイズに直せなければ、
着ることができません。
そのため、
ウールやカシミヤ、
シルク製品などでは、
染められると案内していても
実際には断られてしまった方も
少なからずいると思います。
数か所のしみ抜きを依頼するのと、
全体のくすみや黄ばみ、
カビシミまで除去するのとでは、
使う技術そのものが違ってきます。
全体に出たシミ、
特に綿コートのカビシミを落とせるお店は、
探してもなかなか見つからないほど少ないです。
アルマーニパンツ 全体変色・カビ~しみ抜きをプレゼント!・喜びのLINEもご紹介~
気が付いていない部分のシミや汚れも落とすことができる復元洗い

前立ての裏側です。
ずっとしまってあった服でよくあるのが、
気が付いていない部分に出ているシミです。
気になる部分が取れると、
今度は別の気になる部分が目立ってきます。
そのため、
複数か所ある場合は
次から次へと気になる部分が出てきてしまいます。
全体の復元洗いができない場合、
たとえば着物のシミなどでは、
白い糸でシミ部分に印を付けていただき、
指定された部分だけをしみ抜きしていきます。
お任せしますという形でお預かりしてしまうと、
次々に気になるところが出てきてしまうからです。
一方で、
綿コートなど復元洗いができるものは、
裏側や目に見えていない内側まで
シミや汚れを除去することができます。
同時に殺菌まで行うことができます。
50年以上前のカビシミが
かなりひどく出ていた
インポートのバーバリーコートを、
きれいにすべて落とすことができたのは、
この店を開業した20年前のことです。
だめになってもいいから試してみてと、
お客様から言われてお預かりした、
初めてのコートでした。
このコートをきっかけに、
綿コートのカビの色素シミ取りを
お受けするようになりました。
そして数百着と手がけていく中で、
当時の洗い方を少しずつ進化させてきました。
当時と比べると、
色落ちや縮み、
変形などはかなり抑えられるようになり、
風合いや質感を重視しながら
カビの色素シミを除去できるようになっています。
ずっとしまってあった服でよくあるのが、
気が付いていない部分に出ているシミです。
気になる部分が取れると、
今度は別の気になる部分が目立ってきます。
そのため、
複数か所ある場合は
次から次へと気になる部分が出てきてしまいます。
全体の復元洗いができない場合、
たとえば着物のシミなどでは、
白い糸でシミ部分に印を付けていただき、
指定された部分だけをしみ抜きしていきます。
お任せしますという形でお預かりしてしまうと、
次々に気になるところが出てきてしまうからです。
一方で、
綿コートなど復元洗いができるものは、
裏側や目に見えていない内側まで
シミや汚れを除去することができます。
同時に殺菌まで行うことができます。
50年以上前のカビシミが
かなりひどく出ていた
インポートのバーバリーコートを、
きれいにすべて落とすことができたのは、
この店を開業した20年前のことです。
だめになってもいいから試してみてと、
お客様から言われてお預かりした、
初めてのコートでした。
このコートをきっかけに、
綿コートのカビの色素シミ取りを
お受けするようになりました。
そして数百着と手がけていく中で、
当時の洗い方を少しずつ進化させてきました。
当時と比べると、
色落ちや縮み、
変形などはかなり抑えられるようになり、
風合いや質感を重視しながら
カビの色素シミを除去できるようになっています。
◆綿コートカビ取り復元洗い 仕上がり

シミが画像上でよく見えるように、
明度を調整しています。
そのため、
実際の色合いとは少し違って見えます。
ただ、
色落ちはほとんど出ていません。
明るい色合いになり、
かなりすっきりとしたコートに仕上がっています。
状態から見ると、
新品時の色合いにかなり近い色が
出てきていると思います。
先に品質表示の画像を載せていますが、
このコートはオンワード樫山のコートです。
メーカーによっては、
同じ工程で洗っても色落ちが出るもの、
縮みや変形が出るものなど、
いろいろあります。
復元洗いは、
こうした変化が出ることもあるため、
メーカーごとの特徴も見ながら方法を変えます。
生地の織り方や糸の太さ、
色落ちの出やすさ、
染めの種類などによっても変わってきます。
クリーニング店から服の作りを見ると、
オンワード樫山は
かなりしっかりとした服作りをされているブランドだと、
私は思っています。
実際にこのコートも、
風合いや色合いは大きく変わらず、
ただきれいになったというように
お客様には見えているのではないかなと思います。
明度を調整しています。
そのため、
実際の色合いとは少し違って見えます。
ただ、
色落ちはほとんど出ていません。
明るい色合いになり、
かなりすっきりとしたコートに仕上がっています。
状態から見ると、
新品時の色合いにかなり近い色が
出てきていると思います。
先に品質表示の画像を載せていますが、
このコートはオンワード樫山のコートです。
メーカーによっては、
同じ工程で洗っても色落ちが出るもの、
縮みや変形が出るものなど、
いろいろあります。
復元洗いは、
こうした変化が出ることもあるため、
メーカーごとの特徴も見ながら方法を変えます。
生地の織り方や糸の太さ、
色落ちの出やすさ、
染めの種類などによっても変わってきます。
クリーニング店から服の作りを見ると、
オンワード樫山は
かなりしっかりとした服作りをされているブランドだと、
私は思っています。
実際にこのコートも、
風合いや色合いは大きく変わらず、
ただきれいになったというように
お客様には見えているのではないかなと思います。
チアリーダー衣装の黒カビ取り~やってはいけない事例・お客様からのLINEもご紹介~
綿コートカビ取り復元洗い 肩部分 ハンガー跡

ハンガーに掛けたまましまっておくと、
高い確率で
肩だけ、
または肩から袖にかけて
変色が出てしまいます。
ほこりがたまりやすい部分は、
ほこりや汚れの蓄積によって
汚れ焼けが起こります。
これは、
汚れが酸化することで起こる変色です。
また、
片側だけ線状に
日焼けしたような跡が出る場合は、
光や蛍光灯の紫外線による
退色や焼けによる変色です。
綿製品は、
コートに限らず、
黄ばみなどの変色が出てしまった時点で
洗うだけでは落ちない状態になっています。
食べこぼしのシミなども、
付いた直後ならまだしも、
乾いてしまうと
クリーニングに出しても
ほとんど落ちないシミになってしまいます。
そうした意味でも、
綿はなかなか汚れが落ちにくい素材です。
クリーニングに出していても、
洗うだけでは
エリや袖口の黒ずみが落ちず、
そのまま残って返ってくることもあります。
普通に洗うだけでは
あまりきれいにできないのも、
綿コートの特徴です。
復元洗いでは、
こうした変色の度合いを見ながら、
落とせる方法で洗っていきます。
今回も、
全体に出ているカビシミには
気が付かれていましたが、
肩の変色までは
気が付かれていませんでした。
高い確率で
肩だけ、
または肩から袖にかけて
変色が出てしまいます。
ほこりがたまりやすい部分は、
ほこりや汚れの蓄積によって
汚れ焼けが起こります。
これは、
汚れが酸化することで起こる変色です。
また、
片側だけ線状に
日焼けしたような跡が出る場合は、
光や蛍光灯の紫外線による
退色や焼けによる変色です。
綿製品は、
コートに限らず、
黄ばみなどの変色が出てしまった時点で
洗うだけでは落ちない状態になっています。
食べこぼしのシミなども、
付いた直後ならまだしも、
乾いてしまうと
クリーニングに出しても
ほとんど落ちないシミになってしまいます。
そうした意味でも、
綿はなかなか汚れが落ちにくい素材です。
クリーニングに出していても、
洗うだけでは
エリや袖口の黒ずみが落ちず、
そのまま残って返ってくることもあります。
普通に洗うだけでは
あまりきれいにできないのも、
綿コートの特徴です。
復元洗いでは、
こうした変色の度合いを見ながら、
落とせる方法で洗っていきます。
今回も、
全体に出ているカビシミには
気が付かれていましたが、
肩の変色までは
気が付かれていませんでした。
綿コートカビ取り復元洗い 裏側の見えない部分

身ごろ前立ての裏側です。
見えない部分のシミですが、
復元洗いをすることで
きれいに落ちています。
ただ、
復元洗いだけで
すべてを落としているわけではありません。
復元洗いに入る前の段階で、
エリや袖口、
裾まわりなどを確認し、
先に処理をしています。
汚れには、
洗剤で落とせるものがあります。
酸化分解という方法で
落とせる汚れもあります。
また、
物理的にブラッシングしたり、
超音波洗浄をしたりしないと
落ちない汚れもあります。
落ちない汚れは、
先に落としてから
全体の復元洗いをしていきます。
手間はかかりますが、
この部分を省いてしまうと、
きれいになったというレベルまでしか
シミや汚れを落とせません。
目指しているのは、
きれいになるレベルではなく、
すべてのシミや汚れを落とすことです。
とはいえ、
結果として
落ち切らない部分が残ることもあります。
それでも、
どこまで落とそうと向き合うかで、
仕上がりのレベルは変わってきます。
シミは気持ちで取るもの、
心で取るものだと
教わってきました。
本当にその通りだと思っています。
きれいにしてあげたいという気持ちがなければ、
落ちるシミも落ちませんから。
見えない部分のシミですが、
復元洗いをすることで
きれいに落ちています。
ただ、
復元洗いだけで
すべてを落としているわけではありません。
復元洗いに入る前の段階で、
エリや袖口、
裾まわりなどを確認し、
先に処理をしています。
汚れには、
洗剤で落とせるものがあります。
酸化分解という方法で
落とせる汚れもあります。
また、
物理的にブラッシングしたり、
超音波洗浄をしたりしないと
落ちない汚れもあります。
落ちない汚れは、
先に落としてから
全体の復元洗いをしていきます。
手間はかかりますが、
この部分を省いてしまうと、
きれいになったというレベルまでしか
シミや汚れを落とせません。
目指しているのは、
きれいになるレベルではなく、
すべてのシミや汚れを落とすことです。
とはいえ、
結果として
落ち切らない部分が残ることもあります。
それでも、
どこまで落とそうと向き合うかで、
仕上がりのレベルは変わってきます。
シミは気持ちで取るもの、
心で取るものだと
教わってきました。
本当にその通りだと思っています。
きれいにしてあげたいという気持ちがなければ、
落ちるシミも落ちませんから。
◆綿コートに出る独特のカビシミ まとめ

仕上がりのご連絡をしたあと、
またご家族3人でご来店くださいました^^
これは無理だろうと思いながら
ご依頼される方も少なくないため、
復元洗いの仕上がりに
驚かれる方はとても多いんです。
お渡しの際は、
必ずその場で
仕上がりをご確認いただいています。
今回も3人でコートをご覧になりながら、
びっくりして大騒ぎしてくださいました(笑)
受付で対応していた妻も、
こういう反応を待っていましたと
一緒に大笑いしていました。
この瞬間が、
この仕事をしていて
一番嬉しく、
やりがいを感じる瞬間です。
今回のコートは
オンワード樫山らしく、
風合いの変化や色落ち、
縮みや変形もほとんど出さずに
シミをきれいに除去することができました。
ご相談が多い
バーバリーやアクアスキュータムも、
国産品であれば
ほぼ問題なくきれいにできています。
ただし、
同じブランドでも
インポート製品になると、
風合いの変化や縮みが出やすくなります。
きれいにできる一番の要因は
おしゃれ工房You友の技術ですと
言いたいところなのですが、
実際には服の作られ方にも大きく左右されます。
同じ綿素材でも、
水にぬれたときに縮まないような
目詰め処理がされていなければ、
復元洗いで3%から5%ほど
縮みが出ることがあります。
総丈が100センチの服であれば、
5%縮むと5センチ縮むことになります。
ここまで縮みが出てしまうと、
元どおりのサイズに戻すのは
かなり難しくなります。
色についても同じです。
水洗いだけで
簡単に色落ちしてしまう染め方であれば、
色落ちを出さずに
きれいにすることはできません。
過去には、
色落ちした場合は
染め直しをしてでも修復してほしいという
ご依頼もありました。
ただ、
復元洗いに加えて
丸染めの料金も必要になるため、
かなり高額になってしまいます。
最後に、
このようなカビが出てくる原因について、
私なりの考えを書いておきます。
いろいろな服のカビの状態を見てきて、
一番の原因は
ドライクリーニングではないかと考えています。
ドライクリーニングは、
簡単に言えば
乾けばにおいも成分もなくなる
石油系の溶剤で洗う方法です。
水洗いのように
毎回新しくするものではなく、
使った溶剤を
活性炭やフィルターで管理しながら
繰り返し使っていきます。
この溶剤は石油系のため、
脂質を主成分とする脂肪酸などを
溶かして除去していきます。
ただ、
溶け出した脂肪酸などを除去する管理が悪いと、
本来落とすはずの油性汚れが
逆に服へ付着してしまうことがあります。
カビは、
繁殖するための栄養がなければ増えません。
ですが、
こうした脂質などが
うっすらと全体に付着してしまうと、
それが栄養分となって
全体にカビシミが出てしまうのではないかと
私は考えています。
溶剤管理では、
蒸留して汚れを除去する方法もあります。
ただ、
蒸留するから大丈夫と考えて
日常の管理が甘くなってしまうと、
十分な管理にはなりません。
しかも、
蒸留をしても
溶剤に溶け込んだ油性汚れが
完全には除去できずに
残ることもあります。
溶剤を蒸留する温度より
沸点の低い油分は、
いったん溶け込んでしまうと
除去できなくなることもあります。
こうした汚れは、
見た目ではわからない状態で
仕上がってきます。
もし、
カビが多い、
全体的な変色やカビが
5年ほどで出てきているようであれば、
逆汚染している可能性が高いと思います。
溶剤に溶け込んでいる汚れが多いほど、
早い時期に出やすくなり、
全体に広がる可能性も高くなります。
逆に少なければ、
出てくる可能性も低くなります。
溶剤管理が行き届いているお店に依頼すると、
付着して帰ってきた油性汚れ、
いわゆる逆汚染も除去されやすくなるため、
こうしたカビはかなり出にくくなると思います。
またご家族3人でご来店くださいました^^
これは無理だろうと思いながら
ご依頼される方も少なくないため、
復元洗いの仕上がりに
驚かれる方はとても多いんです。
お渡しの際は、
必ずその場で
仕上がりをご確認いただいています。
今回も3人でコートをご覧になりながら、
びっくりして大騒ぎしてくださいました(笑)
受付で対応していた妻も、
こういう反応を待っていましたと
一緒に大笑いしていました。
この瞬間が、
この仕事をしていて
一番嬉しく、
やりがいを感じる瞬間です。
今回のコートは
オンワード樫山らしく、
風合いの変化や色落ち、
縮みや変形もほとんど出さずに
シミをきれいに除去することができました。
ご相談が多い
バーバリーやアクアスキュータムも、
国産品であれば
ほぼ問題なくきれいにできています。
ただし、
同じブランドでも
インポート製品になると、
風合いの変化や縮みが出やすくなります。
きれいにできる一番の要因は
おしゃれ工房You友の技術ですと
言いたいところなのですが、
実際には服の作られ方にも大きく左右されます。
同じ綿素材でも、
水にぬれたときに縮まないような
目詰め処理がされていなければ、
復元洗いで3%から5%ほど
縮みが出ることがあります。
総丈が100センチの服であれば、
5%縮むと5センチ縮むことになります。
ここまで縮みが出てしまうと、
元どおりのサイズに戻すのは
かなり難しくなります。
色についても同じです。
水洗いだけで
簡単に色落ちしてしまう染め方であれば、
色落ちを出さずに
きれいにすることはできません。
過去には、
色落ちした場合は
染め直しをしてでも修復してほしいという
ご依頼もありました。
ただ、
復元洗いに加えて
丸染めの料金も必要になるため、
かなり高額になってしまいます。
最後に、
このようなカビが出てくる原因について、
私なりの考えを書いておきます。
いろいろな服のカビの状態を見てきて、
一番の原因は
ドライクリーニングではないかと考えています。
ドライクリーニングは、
簡単に言えば
乾けばにおいも成分もなくなる
石油系の溶剤で洗う方法です。
水洗いのように
毎回新しくするものではなく、
使った溶剤を
活性炭やフィルターで管理しながら
繰り返し使っていきます。
この溶剤は石油系のため、
脂質を主成分とする脂肪酸などを
溶かして除去していきます。
ただ、
溶け出した脂肪酸などを除去する管理が悪いと、
本来落とすはずの油性汚れが
逆に服へ付着してしまうことがあります。
カビは、
繁殖するための栄養がなければ増えません。
ですが、
こうした脂質などが
うっすらと全体に付着してしまうと、
それが栄養分となって
全体にカビシミが出てしまうのではないかと
私は考えています。
溶剤管理では、
蒸留して汚れを除去する方法もあります。
ただ、
蒸留するから大丈夫と考えて
日常の管理が甘くなってしまうと、
十分な管理にはなりません。
しかも、
蒸留をしても
溶剤に溶け込んだ油性汚れが
完全には除去できずに
残ることもあります。
溶剤を蒸留する温度より
沸点の低い油分は、
いったん溶け込んでしまうと
除去できなくなることもあります。
こうした汚れは、
見た目ではわからない状態で
仕上がってきます。
もし、
カビが多い、
全体的な変色やカビが
5年ほどで出てきているようであれば、
逆汚染している可能性が高いと思います。
溶剤に溶け込んでいる汚れが多いほど、
早い時期に出やすくなり、
全体に広がる可能性も高くなります。
逆に少なければ、
出てくる可能性も低くなります。
溶剤管理が行き届いているお店に依頼すると、
付着して帰ってきた油性汚れ、
いわゆる逆汚染も除去されやすくなるため、
こうしたカビはかなり出にくくなると思います。