
ブランドダウン製品クリーニング参考価格
8500円(税込み9350円)~12000円(税込み13200円)
今回のリフォーム 袖から生地を取り移植)
両肩10000円(税込み11000円)
◆プラダダウンブルゾン 雨に濡れただけで起きた不具合

おしゃれ工房You友(ゆうゆう) 店主 大友眞吾です。
今回は前回に引き続きリフォームでの修復事例です。
前回の記事に一緒に載せようと思ったのですがちょっと詳しく書いていこうと思い、分けてご紹介することにしました。
プラダは人気ブランドでご相談が多いブランドですが、当店の中では色々と注意しているブランドの一つです。
想定外の事が起きてしまうハイブランド製品ってあるんです。
お客様的には価格=品質と思われている方も多いようですが必ずしも比例はしていかないんです。
劣化とか寿命は、服を作ったり着たりする環境に大きく左右されたりもします。
乾燥した地域と高温多湿の日本では気候が真逆になるため、どちらかの気候に強い服作りをすると反対の気候の国にもっていくとかなり早く劣化寿命が来てしまったりします。
ただし、このプラダダウンコートはちょっと違う・・・
メーカーに問い合わせたら・・・「購入後3年程度経過しているから劣化寿命です」との回答だったとの事。
日本のクリーニング店でも同じことを言われることが多くなってきているんです。
このプラダダウンコートは購入して3年経っておらず、あまり着ていないので使用感などもなくクリーニングもしたことがないコートです
今回は前回に引き続きリフォームでの修復事例です。
前回の記事に一緒に載せようと思ったのですがちょっと詳しく書いていこうと思い、分けてご紹介することにしました。
プラダは人気ブランドでご相談が多いブランドですが、当店の中では色々と注意しているブランドの一つです。
想定外の事が起きてしまうハイブランド製品ってあるんです。
お客様的には価格=品質と思われている方も多いようですが必ずしも比例はしていかないんです。
劣化とか寿命は、服を作ったり着たりする環境に大きく左右されたりもします。
乾燥した地域と高温多湿の日本では気候が真逆になるため、どちらかの気候に強い服作りをすると反対の気候の国にもっていくとかなり早く劣化寿命が来てしまったりします。
ただし、このプラダダウンコートはちょっと違う・・・
メーカーに問い合わせたら・・・「購入後3年程度経過しているから劣化寿命です」との回答だったとの事。
日本のクリーニング店でも同じことを言われることが多くなってきているんです。
このプラダダウンコートは購入して3年経っておらず、あまり着ていないので使用感などもなくクリーニングもしたことがないコートです
雨に濡れたらシワができた?

急な雨でびしょ濡れになり乾いたら両肩部分だけこんな状態になってしまったとの事。
状態的には裏側に貼り付けられている生地(ボンディング加工)が水に濡れたことで縮み表側にしわ寄せがくる状態でシワになっている。
どうして両肩部分だけ水に濡れるだけで縮むような加工をされていたのかは・・・メーカーにしかわかりませんがこうした事ってメーカーも分かっていないことがほとんどです。
そして一番問題なのが次・・・
説明していきます。
状態的には裏側に貼り付けられている生地(ボンディング加工)が水に濡れたことで縮み表側にしわ寄せがくる状態でシワになっている。
どうして両肩部分だけ水に濡れるだけで縮むような加工をされていたのかは・・・メーカーにしかわかりませんがこうした事ってメーカーも分かっていないことがほとんどです。
そして一番問題なのが次・・・
説明していきます。
◆洗い指定の意味 クリーニングでも同じ説明がされたりします。

プラダダウンコートに付けられている品質表示です。
お電話でご相談を頂いた際、品質表示を確認して頂き最初にアドバイスさせてもらったのは、まずは記されている輸入元、購入店に相談されたほうがいいという事です。
洗い指定では手洗いのみができる指定になっていて、ドライクリーニング✖、クリーニング店のウェットクリーニングにも✖付けられています。
法律上、輸入した製品は日本の表示法基準に則ってテストをし日本で洗っても不具合が起きない洗い方法を記す事が法律で義務付けられています。
指定以外の事をして不具合が起きた場合は洗った人の責任となるのが日本の法律です。
個人輸入、個人経営で自分自身で海外まで言って仕入れ販売している場合で日本語表記が無い場合はこの法律除外となります。
表示を見るとクリーニング業者は手が出せない指定。
手洗い指定は家庭用の指定となりクリーニング店に対しての指定は丸で囲まれているW(ウェット)P、F(ドライクリーニング)になります。
指定に従っていたら私たちクリーニング店は何もできないし不具合が起きるとクリーニング店の責任となるわけです。
プラダというハイブランド高額ダウンコートってほとんどの方がクリーニング店に依頼するかと思います。
手洗い指定だからと洗い不具合が起きると表示法上、手洗いをしたとしても家庭用の指定だから保証対象外、と言われてしまう可能性が高くなります。
何より経験上、不具合を何とかしようと手を付け直せなかった場合、一度クリーニングに出しているから保証できない、と言われる可能性が高くなります。
本来、この表示は消費者を守るために作られたものですが、法的に保証基準が明確に分けられているため、保証しない法的根拠として使われるようになってきています。
まだ購入して3年目との事でで洗ったことがないプラダダウンですが、この縮みがでた事へのメーカーの回答は次の通り。
「購入後3年程度経過しているから劣化寿命です」
当店ではお客様からいろんな相談をされます。
洗い方とか品質表示の意味なども説明させてもらっていますがほとんどのお客様はこの表示の意味を知りません。
最近、よくするアドバイスは、
① 服を買う時は洗い指定を確認し、家庭で洗える表示になっているモノを選べば保証の下で洗えるという事。
② 法的には購入後(製造後)3か月以内は取り換え、もしくは返金にて対応となるのが法律基準となるので、買ったら使ってまずは洗ってみる事。
③ 消費者が困った場合「188番(消費者ホットライン)」に電話して相談すると最寄りの消費者相談センターを案内してくれる。
法的見解も含め専門家が的確なアドバイスをしてくれる。公的機関なので相談は無料。
不具合が起きた場合、当店に修復してほしいと言ったご相談になるのですが、購入して間もない場合はまずこのアドバイスをさせて頂き、結果メーカーで保証してもらえたという事例はたくさんあります。
どこまで、どのような対応をしてくれるかはメーカー次第となりますが188番でアドバイスをもらってから交渉としたほうが話がいい方向で進むケースが多くなるかと思います。
誰も教えてくれない事なので、このブログを読んだ方は覚えておくと役立つ事があるかと思います。
お電話でご相談を頂いた際、品質表示を確認して頂き最初にアドバイスさせてもらったのは、まずは記されている輸入元、購入店に相談されたほうがいいという事です。
洗い指定では手洗いのみができる指定になっていて、ドライクリーニング✖、クリーニング店のウェットクリーニングにも✖付けられています。
法律上、輸入した製品は日本の表示法基準に則ってテストをし日本で洗っても不具合が起きない洗い方法を記す事が法律で義務付けられています。
指定以外の事をして不具合が起きた場合は洗った人の責任となるのが日本の法律です。
個人輸入、個人経営で自分自身で海外まで言って仕入れ販売している場合で日本語表記が無い場合はこの法律除外となります。
表示を見るとクリーニング業者は手が出せない指定。
手洗い指定は家庭用の指定となりクリーニング店に対しての指定は丸で囲まれているW(ウェット)P、F(ドライクリーニング)になります。
指定に従っていたら私たちクリーニング店は何もできないし不具合が起きるとクリーニング店の責任となるわけです。
プラダというハイブランド高額ダウンコートってほとんどの方がクリーニング店に依頼するかと思います。
手洗い指定だからと洗い不具合が起きると表示法上、手洗いをしたとしても家庭用の指定だから保証対象外、と言われてしまう可能性が高くなります。
何より経験上、不具合を何とかしようと手を付け直せなかった場合、一度クリーニングに出しているから保証できない、と言われる可能性が高くなります。
本来、この表示は消費者を守るために作られたものですが、法的に保証基準が明確に分けられているため、保証しない法的根拠として使われるようになってきています。
まだ購入して3年目との事でで洗ったことがないプラダダウンですが、この縮みがでた事へのメーカーの回答は次の通り。
「購入後3年程度経過しているから劣化寿命です」
当店ではお客様からいろんな相談をされます。
洗い方とか品質表示の意味なども説明させてもらっていますがほとんどのお客様はこの表示の意味を知りません。
最近、よくするアドバイスは、
① 服を買う時は洗い指定を確認し、家庭で洗える表示になっているモノを選べば保証の下で洗えるという事。
② 法的には購入後(製造後)3か月以内は取り換え、もしくは返金にて対応となるのが法律基準となるので、買ったら使ってまずは洗ってみる事。
③ 消費者が困った場合「188番(消費者ホットライン)」に電話して相談すると最寄りの消費者相談センターを案内してくれる。
法的見解も含め専門家が的確なアドバイスをしてくれる。公的機関なので相談は無料。
不具合が起きた場合、当店に修復してほしいと言ったご相談になるのですが、購入して間もない場合はまずこのアドバイスをさせて頂き、結果メーカーで保証してもらえたという事例はたくさんあります。
どこまで、どのような対応をしてくれるかはメーカー次第となりますが188番でアドバイスをもらってから交渉としたほうが話がいい方向で進むケースが多くなるかと思います。
誰も教えてくれない事なので、このブログを読んだ方は覚えておくと役立つ事があるかと思います。
◆補修仕上げ

まずは左上画像、内側で縮んでいる部分を伸ばし、表生地と長さを揃えるよう修復仕上げをしました。
上手くバランスとりながら内側の記事生地を伸ばしていけば元通りの状態に戻すことができています。
でも、2日ほど置き、空気中の湿気を含むと縮みが少し戻りしわっぽくなっていました。
着られないレベルではないのですが、手洗いでも雨でも濡れると縮んだ状態に戻ってしまう可能性が高い。
そこで今回は修復のみでお預かりしていましたがお客様へご連絡をし、修復後一度水洗いして戻るかどうかテストをしてみますか?とご相談。
クリーニング代金がかかってしまいますが、お願いしますと言う事で手洗いをしています(右画像)
両肩ともしわを伸ばして修復したあと、手洗いしていますが、案の定修復前の状態に戻ってしまいました。
上手くバランスとりながら内側の記事生地を伸ばしていけば元通りの状態に戻すことができています。
でも、2日ほど置き、空気中の湿気を含むと縮みが少し戻りしわっぽくなっていました。
着られないレベルではないのですが、手洗いでも雨でも濡れると縮んだ状態に戻ってしまう可能性が高い。
そこで今回は修復のみでお預かりしていましたがお客様へご連絡をし、修復後一度水洗いして戻るかどうかテストをしてみますか?とご相談。
クリーニング代金がかかってしまいますが、お願いしますと言う事で手洗いをしています(右画像)
両肩ともしわを伸ばして修復したあと、手洗いしていますが、案の定修復前の状態に戻ってしまいました。
◆リフォームにて修復

このダウンを裏替えして確認してからご連絡していましたが、袖裏の生地と表生地の素材が同じでした。
なので、今回は袖裏から生地を取り肩部分を隠すように縫い付けるリフォームをしています。
画像、縫い目から上側の生地を取り、違う生地を移植して袖裏は直しています。
結構大きめに生地を取っているのも意味があります。
一重ではシワの凹凸が見えてしまうため、生地を二重にして縫い付け補修をしています。
なので、今回は袖裏から生地を取り肩部分を隠すように縫い付けるリフォームをしています。
画像、縫い目から上側の生地を取り、違う生地を移植して袖裏は直しています。
結構大きめに生地を取っているのも意味があります。
一重ではシワの凹凸が見えてしまうため、生地を二重にして縫い付け補修をしています。
◆プラダダウン~雨に濡れたら部分的に縮みが出てしまった事例~ まとめ

両肩のリフォーム画像です。
20~30万はするであろうプラダダウンコートです。
雨に濡れたらダメになる、3年で劣化寿命と言われてしまう・・・
実はクリーニング店でもこうした対応が増えています。
法律的に保証義務がない、あるいは減価償却も終わるくらいの年月が経っていれば何か起きても法律上では保証額は限りなくゼロに近くなる。
このブログでも商業クリーニングって説明をさせてもらっていますが、ダメになっても表示の指定通りに洗い、不具合が起きたら法律基準で対応をしていけばいい、とクリーニング自体の考え方が変わってきています。
今まではクリーニング店に出して不具合が起きるとすべてクリーニング店の責任とされ、何年経っていても新品時の価格で保証をする、といった形でやってきた会社が多かったのも事実、
どんなものでも減価償却されていくし古くなれば価値は下がるし減価償却が終われば価値は無くなります。
ある意味、正常化しつつあるのかな、とも思っています。
でも、当店へ依頼される服の場合、簡単に諦められない服のご相談ばかりです。
商業クリーニングではなく、素材に適した洗い、お手入れをしていく事でこんなに簡単にダメになることはないって服をたくさん見ています。
利便性の良いお店へ依頼しても大丈夫な服と、ちゃんとしたおい手入れをしてもらいたい服はお店を変えて出し分けることの大切さと、品質表示の意味のところで説明した、
① 服を買う時は洗い指定を確認し、家庭で洗える表示になっているモノを選べば保証の下で洗えるという事。
② 法的には購入後(製造後)3か月以内は取り換え、もしくは返金にて対応となるのが法律基準となるので、買ったら使ってまずは洗ってみる事。
③ 消費者が困った場合「188番(消費者ホットライン)」に電話して相談すると最寄りの消費者相談センターを案内してくれる。
法的見解も含め専門家が的確なアドバイスをしてくれる。公的機関なので相談は無料。
は覚えておくと必ず役立つ時があるかと思います。
188番はクリーニングとか洗濯だけではなく消費者の困ったことを相談できる場所です。
このダウンも購入してすぐに手洗いをし、縮みの不具合が出ればメーカーも3年で寿命が来ていたから縮んだなど適当なごまかしは通用せず対応するしかなかったと思います。
状態的には手洗いすれば同じ状態になっていると思います。
20~30万はするであろうプラダダウンコートです。
雨に濡れたらダメになる、3年で劣化寿命と言われてしまう・・・
実はクリーニング店でもこうした対応が増えています。
法律的に保証義務がない、あるいは減価償却も終わるくらいの年月が経っていれば何か起きても法律上では保証額は限りなくゼロに近くなる。
このブログでも商業クリーニングって説明をさせてもらっていますが、ダメになっても表示の指定通りに洗い、不具合が起きたら法律基準で対応をしていけばいい、とクリーニング自体の考え方が変わってきています。
今まではクリーニング店に出して不具合が起きるとすべてクリーニング店の責任とされ、何年経っていても新品時の価格で保証をする、といった形でやってきた会社が多かったのも事実、
どんなものでも減価償却されていくし古くなれば価値は下がるし減価償却が終われば価値は無くなります。
ある意味、正常化しつつあるのかな、とも思っています。
でも、当店へ依頼される服の場合、簡単に諦められない服のご相談ばかりです。
商業クリーニングではなく、素材に適した洗い、お手入れをしていく事でこんなに簡単にダメになることはないって服をたくさん見ています。
利便性の良いお店へ依頼しても大丈夫な服と、ちゃんとしたおい手入れをしてもらいたい服はお店を変えて出し分けることの大切さと、品質表示の意味のところで説明した、
① 服を買う時は洗い指定を確認し、家庭で洗える表示になっているモノを選べば保証の下で洗えるという事。
② 法的には購入後(製造後)3か月以内は取り換え、もしくは返金にて対応となるのが法律基準となるので、買ったら使ってまずは洗ってみる事。
③ 消費者が困った場合「188番(消費者ホットライン)」に電話して相談すると最寄りの消費者相談センターを案内してくれる。
法的見解も含め専門家が的確なアドバイスをしてくれる。公的機関なので相談は無料。
は覚えておくと必ず役立つ時があるかと思います。
188番はクリーニングとか洗濯だけではなく消費者の困ったことを相談できる場所です。
このダウンも購入してすぐに手洗いをし、縮みの不具合が出ればメーカーも3年で寿命が来ていたから縮んだなど適当なごまかしは通用せず対応するしかなかったと思います。
状態的には手洗いすれば同じ状態になっていると思います。